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マッチボックスのごみ収集車 前編 [マッチボックス]

図らずも「世界一速いミニカー」のネタが続いている今日この頃。
マッチ者としてどーよ、と思ったので、久しぶりにガチなMBネタを書いてみる。

レズニー期、レギュラーホイールのごみ収集車を二週連続で御紹介。
・・・・・・いかにも地味だ。閲覧数も伸びないだろうが、キニシナイ、キニシナイ。

KARRIER REFUSE COLLECTOR (No.38-A、1957年発売)
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グレーボディ&金属ホイール。

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グレーボディ&グレープラホイール。

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銀ボディ&グレープラホイール。

手持ちの三台を古い順に御紹介。ほんとは、あと二種ほどバリが存在します。
それにしても何故、こんな地味な車種を集めてるんだ、俺(苦笑)

KARRIERは、英Clayton and Companyが1920年に作った商用車などのブランド。
その頃から、ごみ収集車のシャーシや、トロリーバスを製造していました。

No.38-Aでモデル化されたのは、ルーツ傘下の50年代製造のBANTAM (チャボ)
MBからは他に、COCA COLA LORRYがリリースされています。

この頃のごみ収集車は、後部のごみ押し込み機構を持たず、
左右の扉から入れたごみを、処分場で荷室をリフトさせて排出していたようです。
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こちらは、姉妹車のGAMECOCK (軍鶏=シャモ)。
よく似ていますが、ホイール径や車格、フロント周りのデザインが異なります。
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・・・・・・久しぶりの記事で、気力が尽きてきたので、続きは次回。

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The Big Book of Superfast  Matchbox Toys: 1969-2004 Basic Models & Variation Lists

The Big Book of Superfast Matchbox Toys: 1969-2004 Basic Models & Variation Lists

  • 作者: Charlie MacK
  • 出版社/メーカー: Schiffer Pub Ltd
  • 発売日: 2005/08/30
  • メディア: ペーパーバック

病膏肓 [マッチボックス]

ねこざかなの職場の先輩に、玩道の大先達がいます。
雑食の猫と違って、タンクローリー専門という筋の通ったコレクター。

ただ、その道一筋で何十年も集めていると、
そんじょそこらのモノには食指が動かなくなるようで・・・

先達 「猫よ、なんぞ変わった油漕車はないかえ?」
猫 「えーと、トイザらス限定で出光やエネオスのトミカが・・・」
先達 「わりゃ、なめとんのか」
猫 「えと、でしたら、ESSOとかBPのマッチボックスでは・・・」
先達 「今更、セブン・シスターズくらいじゃ萌えんわ」
猫 「えと、えと、でしたら・・・・・・」

とかいう会話(一部脚色)の後、ようやく納得してもらえたMBがこちら。

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PETERBILT TANKER (MB56-D、1982年発売)

GETTY(ゲッティ)は米国の独立系石油会社。
84年、テキサコに吸収合併されましたが、GETTY名義のGSは近年までありました。

ちんちくりんなスタイルは箱の都合だろうから、つっこんではイケナイ。
商用車の常として比較的バリが多く、チャーリー・マック御大の資料本によると65種類。

画像のGETTYをはじめ、BP、SHELL、AMOCO、ESSO、TEXACO、AVIA、
AMPOL、ARCOといった石油会社のロゴの物が存在します。

また、石油以外にミルク運搬車などとしてもリリースされ、
生産地も英国、マカオ、中国と変遷した結果、多くのバリが生まれました。

画像では分かりにくいんだけど、車内にドライバーが乗っています。
メッキの内装と一体なんで、ターミネーター2に出てくるT-1000みたいなのは御愛嬌。

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GMC WRECKER (MB21-F、87年発売)

タンカーじゃないけど、GETTY物は比較的少ないというので捕獲。
このキャストのバリエーションは44種類。マカオ製と中国製があります。

MBのGETTY物は上記二種の他、コンボイ・シリーズ(CY-7-A、82年発売)と、
スーパーキングス(K-127-A、86年発売)が存在。キャブはいずれもピータービルト。

先達の依頼により夷兵衛で購入する過程で昨秋、また「悪の誘い」を発動。
多くの玩朋を巻き込んでしまったことは内緒だ(爆)

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The Big Book of Superfast  Matchbox Toys: 1969-2004 Basic Models & Variation Lists

The Big Book of Superfast Matchbox Toys: 1969-2004 Basic Models & Variation Lists

  • 作者: Charlie MacK
  • 出版社/メーカー: Schiffer Pub Ltd
  • 発売日: 2005/08/30
  • メディア: ペーパーバック

HAPPY NEW YEAR 2015 [マッチボックス]

今年の干支は午・・・じゃないのは重々承知なのだけど。
未年にちなんだ玩車を持っていない・・・わけでもないのだけど。

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赤兎馬捕獲の喜び未だ冷めやらず、結局つくってしまった馬尽くしの年賀状。
それも、わかるヲタにはわかるでしょうが、ノーマルには何が何やらのネタ。

そんなヲタ猫ですが、玩朋の諸兄、今年も何卒よろしくお願いします。

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赤兎馬おかわり [マッチボックス]

前回に続いて、初期スーパーファストの逸品。
そんでもって、今度のも赤だ。
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FERRARI BERLINETTA (MB75-A、1970-71年)

実車についてこれまで深く考えたことなかったけど、
外見の特徴から、62-64年に生産された250GTルッソと推測。



このモデルもレギュラーホイールからの転生組なので、
手持ちのモデルで、ざっと歴史を振り返ってみます。
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No.75B
65年発売。初期のスポークホイール。

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後期のディスクホイール。

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MB75-A

SF化に伴い裏板改修。ボディはホイールアーチも含め手が加えられていません。
また、裏板と一体の4本マフラーと、プラ製の牽引フックが省略されています。

幸か不幸か・・・恐らくピニンファリーナにとっては幸いなことに、
ベルリネッタはマスタングみたく再改造を受けることなく、71年に姿を消しました。

厳密に言えば、この進化図は完璧ではなく、SF移行時に部品の共用が行われたのか、
RWにも赤が、SFにも緑が少数存在するのですが、いかんせん手が届きかねる値段です(汗)

今回の赤兎馬も、ワイキキ様のおかげで入手できました。多謝!

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Ferrari by Pininfarina: Technology and Beauty

Ferrari by Pininfarina: Technology and Beauty

  • 作者: Etienne Cornil
  • 出版社/メーカー: Giorgio Nada Editore
  • 発売日: 2002/07
  • メディア: ペーパーバック

レズニーの赤兎馬 [マッチボックス]

これまで幾度か触れてきましたが、レズニー期(1947~82年)のマッチボックス蒐集で、
比較的高いハードルとなるのが、スーパーファスト転換(70年)直後のモデル群。

なぜならレズニーは当時、ラインナップの大半をスーパーファスト化したものの、
その殆どを短期間でモデルチェンジしたのです。

特に、今回御紹介するモデルの生産期間は、わずか1年だったので個体数が少なく、
人気のマスタングであることも相まって、今まで入手できていませんでした。

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FORD MUSTANG FASTBACK(MB8-A、1970-71年)

以前、ネタにしたこともありますが、手持ちのモデルで野生馬の変遷を振り返ってみます。

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No.8-E

66年発売のレギュラーホイール。
小スケールに操舵ギミックを組み込んだ、レズニー全盛期の世界玩車遺産。

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MB8-A

「世界一速いミニカー」ホットウィールに対抗するため、
70年にスーパーファスト化されたモデル。

左側面の操舵バーを排除、裏板も車軸をピアノ線にするため改修。
ホイールアーチは前輪はそのまま、後輪はわずかに大きくなっています。

カラバリは、この個体のオレンジがかった赤の他、赤や、No.8-Eそのままの白が存在。
内装色はアイボリーと赤の2色があります。

ちなみにマッチボックスの大家、Charlie Mack氏の資料本では、
スーパーファスト以降は、MBから始まる新ナンバーが割り振られています。

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MB8-B (前期ラベル)

赤兎馬に変身したムスタング、十分格好良かったと思うのですが・・・
71年にはV8むき出しの、WILDCAT DRAGSTAR に改造されてしまいました。

華やかな熱輪に北米市場で対抗するには、ノーマルでは力不足と考えたのか。
そもそも実車が69年、大幅にモデルチェンジしていたことも理由だったのかも知れません。

MB8-Aに比べて後輪を大径化、ホイールアーチは前後輪とも拡大されています。
窓ガラスはグリーンとなり、ボディ色はピンクからオレンジの濃淡。

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MB8-B (後期ラベル)

今回の貴重な赤兎馬は、第三世界的blog のワイキキ様のおかげで入手できました。
御厚情、本当にありがとうございました♪

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The Big Book of Superfast  Matchbox Toys: 1969-2004 Basic Models & Variation Lists

The Big Book of Superfast Matchbox Toys: 1969-2004 Basic Models & Variation Lists

  • 作者: Charlie MacK
  • 出版社/メーカー: Schiffer Pub Ltd
  • 発売日: 2005/08/30
  • メディア: ペーパーバック

東欧戦線異状あり [マッチボックス]

マッチボックスを集めてて、フィアット131アバルト・ラリーが好きな猫としては、
釣られていると分かっていても手を出すしかなかったブルガリア製MB。
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FIAT ABARTH (MB9-D、1/53)

いつぞや御紹介した赤の131アバルトが、ハカイダー四人衆のように増殖。
ロータスやルノーの方が似合いそうな配色があるのは御愛嬌。

フロントウインドーにスポンサー名のステッカーまで追加して、まにあの物欲を煽ります。
今時のミニカーのような装いだけど、実は初版から30年以上過ぎた超ロートル。

さて、これらの131アバルトを購入した際、売り主とこんなやりとりがありました。

ねこざかな 「マッチボックスのカラバリ、ほかに持ってにゃあか?」
ブルガリア人 「あと20~30日待てば、新しいバリが入りまっせ、お客さん」

・・・・・・これって絶対、今もつくってるよなあ(苦笑)

マッチボックスの商標を現在持つ玩具界の巨人マテルに対する、
東欧の工場のレジスタンスの今後に期待したいような、そうでもないような。

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ヒカリモノがお好き [マッチボックス]

その昔のコーギーや大盛屋から、トミカのミニイベント景品まで、
ある種のコレクターを虜にして離さないのが、メッキの輝き。

かく言う私もこの間、罠に掛かり、東欧からヒカリモノを取り寄せてしまいました。
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DATSUN 260Z (MB67-C)

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MAZDA RX-7 (MB31-D)

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FIAT ABARTH (MB9-D)

以前にも取り上げたことがある、ブルガリア製の非正規マッチボックス

下地処理が甘いのか、メッキが薄いのか、お世辞にも良い仕上がりとは言えません。
それどころか、無メッキ、無塗装の個体もバリとして出回っている始末(苦笑)

ところで私、10年以上もマッチボックスを集めてますが、
これらの車種のメッキ仕様なんて、見たことなかったんですけど・・・

もしかしてブルガリア人、今でも「新製品」出してるんじゃないか?
次回も、そんな疑念を裏付けるような個体を御紹介します。

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牽け!ハンガリー [マッチボックス]

まだまだ続くよ、マッチボックスのハンガリー製コピーねた。
METAL PLAY MOBILEが、70年代MB独特の仮想系をリスペクト(笑)
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元ネタは、FIRE CHIEF(MB64-C、76年発売)
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本家の消防指令車のバリエーションは少なく、色も赤しかない(あたりまえだ)ので、
水色を纏ったポリス仕様は、ちょっと嬉しい・・・のは、私だけ?

前回のパンテーラ同様、プラ製ボディはフルコピーといってもよい出来ですが、
金属シャーシと一体のグリル部分は、オリジナルを上回るぞんざいさ。

内装一体の前後ルーバーも、メッキを使っていないのでヘンな色。
その代わり(ヲイ)リアに牽引フックが追加されています。

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このフック、実はキャンピング・トレーラーを牽くためのものなんですねー(笑)
こちらもマッチボックスのCARAVAN(MB31-C、77年発売)のコピー。

パトカーが騎馬警官用の馬運車ならともかく、キャンパー牽いてどうする、とか。
実のところフックの軸が長すぎて、うまく結合できない、とか。

つっこみどころを探すのに苦労しないところも含めて、
ハンガリー製のコピーは、満足できる買い物でした(あくまで個人的に)

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猛れ!ハンガリー [マッチボックス]

今日も今日とて、マッチボックスのハンガリー製コピーのお話。
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デ・トマソ・パンテーラ(MB8-C、1975年発売、画像左)のリスペクト(笑)
ボディはプラスチック。ディテールの再現度は前回のダットサン126Xを上回っています。

ダイキャスト製のシャーシには、車名と「MODEL」とのみ記載。
出品者のほかの画像によると、ブランドは前回と同じく「METAL PLAY MOBIL」

実は、このモデルの魅力は、謎のSNAKEシールではなく付属パーツにあり。
スーパーカーがたちまち、祇園祭の山鉾・・・もとい、凶悪な「モンスター」に早変わり!
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確かに本家マッチボックスも80年代から90年代にかけて、
「SUPERCHARGERS & MONSTER WARS」という、似たようなのを出していましたが。

あっちは専用のシャーシに、既存やオリジナルのボディを架装したもので、
このコピーみたく、元々のタイヤに高下駄を履かせた豪快なものではありませんでした。
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願わくば、本家の「MONSTER WARS」と並べて本格的にあれこれ、
つっこみ倒したいところだけど不所持(涙)・・・嗚呼、新たな物欲の扉が開きそうだ。

最後に・・・「となりのクルマが小さく見えます」(爆)
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【追記】 はましょ様に御教授いただきましたが、本家MBにも高下駄が存在した由(滝汗)
早速、夷兵衛で探したのだけど見つからない・・・レアなのか、探し方が悪いのか(悩)

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開け!ハンガリー [マッチボックス]

今宵は初心に還ってマッチボックス、それもパチモンを御紹介。
ブルガリア製MBの今を探る過程で、ねこざかな的お宝を見つけました。
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DATSUN 126X

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マッチボックスのMB33-B(1973年発売、画像左)のハンガリー製コピー。
実車は1971年の東京モーターショーに出品された日産のコンセプトカーです。

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裏板にはオリジナルと左右逆に「HOBBY CARS」などと刻印され、牽引フックが追加。

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ブリスターには「METAL PLAY MOBIL」と記載されています。

大先達のノスタルPC様によると、ハンガリーでは90年頃まで「METALBOX GMK」社が、
MBをライセンス生産していましたが、その流れを汲むものかどうかは不明。

金型の端まで湯が回っていなかったり、バリが残っていたりと、
お世辞にも出来の良いコピーとは言えませんが・・・
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ちゃちな金属板とは言え、オリジナルにはないドア開閉ギミックを備えたのは◎
でも・・・・・126Xの実車のドアって、キャノピー一体の跳ね上げ式なんだけどねぇ(苦笑)

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