さよならなんて、言えないよ・・・ [ディンキー]
政治将校=妻の機嫌をとりまくって、やっと観てきました、トイストーリー3。
御主人=アンディと別れの日を迎えた玩具たちの悩み、冒険、そして決断。
ラストでは思わず涙が・・・いや、3D眼鏡で目が疲れただけなんですけどね(笑)
えと、まぁ、それはおいといて。映画の冒頭、子供時代のアンディが、
いろいろな玩具で「見立て遊び」をする場面があります。
本来の設定ガン無視、少年の脳内だけで紡がれるオリジナルストーリー。
ねこざかなも昔昔、おもちゃ箱の中身を総動員して、よくやったもんです(遠い目)
そんな時、いつも主役級で活躍してたのが、英国生まれのこいつ。
ディンキーのUFOインターセプター(No.351-G。1971年発売)
ジェリー・アンダーソンの特撮ドラマ「謎の円盤UFO」に登場する宇宙迎撃機。
・・・・・・つっても実は、四国の田舎では番組が映らなかったので、よく知らないんだけど。
そんな猫んちに何故、こいつが棲んでいたのか、考えてみれば不思議。
親にねだった覚えもないし、ものごころついた頃には超合金が全盛だったし。
大体、地元の玩具店では、ディンキーなんか見たことなかった(爆)
なにより不思議なのは、その馴染みの薄い玩具が、大のお気に入りだったことやね。
当時遊んでいた個体は、ノーズの核ミサイルは速攻で失われ、
本体もまた、アンディのように別れを惜しむ間もなく、飛び去ってしまいました(涙)
収集猫に化けてから常に、物欲リストの上位でしたが、アンダーソン物は結構なお値段。
幾度となく涙をのんだ末、気合の諭吉でようやく落札に成功!
数十年ぶりに再会したインターセプター、手に取ると記憶が蘇ってきます。
劇中では白だけど、猫にとってのインターセプターは今も昔も、このメタリックグリーン。
超合金とは趣の異なるデザインや重量感に萌えたんだよね~。
でも確か、これより二回りくらい大きかったような?・・・あぁ、私の方がでかくなったのか。
不思議なもので、玩具だけではなく、遊んだ和室の匂いや薄暗さまで浮かんできます。
思わず童心に返って(イツモダロ)、見立て遊びにいそしんでみたりして。
「無限の彼方へ、さあ行くぞ!」・・・てね(照)
おまけ動画
バズ、宇宙にかえるww
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- 出版社/メーカー: 東北新社
- メディア: DVD
ミニミニ大作戦 後編 [ディンキー]
MORRIS MINI-TRAVELLER(No.197-G。61-70年)
木枠の再現が、可愛くも格好いい・・・実車は無理でもミニカーなら、ね。ギミックはサスのみ。
AUSTIN SEVEN COUNTRYMAN(No.199-G。61-70年)
上のトラベラーとは、フロントグリルとエンブレムなどが異なっています。
わずかな違いしかないモデルを、並行して10年間も販売するとは・・・御当地のこだわりか。
MORRIS MINI-MINOR(No.183-H。66-75年)
ボンネット&ドア開閉、ジュエルライト。ディンキーも時代とともにギミックが増加。
この個体の派手なメタ塗装は、古き良き時代の終焉を感じさせます。後にスピードホイール化。
こちらは、私が所有する数少ないスポットオン。
MORRIS MINIVAN(詳細不明。-67年?)
スポットオンの資料本は持っていない上、頼みの綱の「Miniのミニカー」」も行方不明(汗)
同ブランドは1/42を統一スケールとしていました。ギミックはサスのみ。
最後に(ビンテージではありませんが)先日、新しく仲間入りしたホンウェルのミニクーパー。
ロンツー様の会社のプロモーションモデル(その節はありがとうございました)
故あって詳しく御紹介できませんが、「83」の謎は後世のコレクターを悩ませそうな(笑)
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珍玩堂主人 ロイヤルメールバン [ディンキー]
海外のオークションを眺めていると、見たこともない「マッチボックス」と出会うことがあります。
その正体は・・・往々にしてモアストーン社の小スケールモデルだったり(爆)
特に「バッジー」を冠する60年以前は、裏板に番号と車名、英国製とのみ刻印されているので、
あまり詳しくない出品者は、ひっくるめて「マッチボックス」と思っちゃうのでしょうね。
また、MBのまとめ売りにディンキーの小スケール「デュブロ」が混じっていることもあり、
これが安く落とせると、チリメンジャコの中に小海老を見つけたような悦びがあります(小市民)
さて、今回の御題は英国の郵便会社(当時は政府所管)ロイヤルメールの郵便バン。
右がデュブロ・ディンキー(No.068。1959年発売)、左がモアストーン(No.11。57年発売)
デュブロ・ディンキーは57~67年の間、約14種類が発売されました。
鉄道模型のレイアウト用のモデルのため、スケールはOO(1/76)に統一されています
No.068は同時代のマッチボックスより一回り小さいものの、
肉厚のキャストのためか、手に取ると意外な重みがあります。裏板はブリキ。
一方、キャストの玉石混交に定評のある(爆)モアストーンですが、No.11はMBに劣らぬ出来。
荷室の王冠や「ROYAL MAIL」のロゴが、ちゃんと浮き彫りになっているところも嬉しい。
郵便屋さんの車は、身近な働くクルマとして、今も昔も子供に人気があると思うのだけど、
意外なことにMBは50-60年代を通してモデル化していません・・・何故?
パチモンAG ディンキー編 その2 [ディンキー]
いつもは色々と「まくら」を考えるのだけど、これは実物を見てもらうだけで十分かな。
香港もののお手本のようなチープ・ビューティー(笑)
もとネタは英ディンキーのMGミジェット(No.108-G。1955年発売)だと思います。
さすがに、お宝クラスのオリジナルには手が届かないので、正確な比較はできませんが・・・。
車軸以外はオールプラ製。抜けが甘いとか、塗装がはみ出てるとか、気にしない気にしない。
ぺなぺなのウインドスクリーンが奇跡的に残っているだけでも嬉しいな、と♪
珍玩堂主人 ルートマスターの車掌さん編 [ディンキー]
60年代の玩車に乗っている、運転者や同乗者のフィギュアが好きです。
目鼻なんか塗り分けされていないのですが、服装や髪型に往時の雰囲気を感じます。
とはいえ、オープンカーのモデルは高嶺(値)の花で、おいそれと手に入らない・・・
その点、ロンドンバスは手ごろな価格で2体も人形が付いていて、なんともお得な気分に♪
左=コーギー(No.468-A。1964年発売)、右=ディンキー(No.289-G。64年発売)
ともに、56年に運行開始したルートマスター(Routemaster Bus)をモデル化。
全長はコーギー114mm、ディンキー121mm。実車は約11.5mなので、ほぼHOスケール。
コーギーは75年に一回り大きくモデルチェンジ(No.469-A。122mm)して83年まで。
ディンキーも80年まで・・・要するに両方とも終焉のときまで作り続けたご長寿モデルでした。
その間、窓枠を省略されたり、スピードホイール化されたり、ジュエルライトじゃなくなったりと、
それぞれコストカットの荒波を潜り抜けてきているのですが・・・。
運転手と車掌も70年代にリストラされてしまいました(涙)。またボディの型についてですが、
コーギーは他社でもよくある上下2ピース、ディンキーは1ピースで抜いています。
コーギーのNo.469-Aのバリエーションとしては、警笛の鳴るNo.1004-A(81年発売)や、
女王在位25年(シルバージュビリー)を記念して77年発売されたNo.471-Bが存在。
もちろんコーギー、ディンキーともに、色やデカール違いは、プロモモデルも含め星の数ほど。
1台1台は入手しやすくても、コンプリートはかなり難易度が高いかもしれません。
さて・・・2台のルートマスターの後部乗降口に佇むブロンドの女性車掌さん方。
パンツルックのコーギーさんもいいけど、膝丈スカートのディンキーちゃんに一票。
ちなみに、このほかのロンドンバスに関する記事はこちら>系譜編 外伝