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これは純粋な忠告ですが [読んだ本]

生存確認代わりの書籍紹介兼、備忘録。

烏の緑羽 八咫烏シリーズ (文春e-book)
「これは純粋な忠告ですが、敬意を向けられるべき立場の者が不敬を語るほど、見苦しいものはありませんよ」

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わしを大人扱いするな! [読んだ本]

生存確認代わりの書籍紹介兼、備忘録。

還暦不行届
わしを大人扱いするな!
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殺す以上は、生きるのだ。 [読んだ本]

生存確認代わりの書籍紹介兼、備忘録。

アロハで猟師、はじめました
わたしは、わたしになると、いま、決意する。生きるために食っているのではない。食うならば生きる。殺す以上は、生きるのだ。
生き延びろ。そして、善く、生きろ。





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魔法の名は「思考停止」 [読んだ本]

生存確認代わりの書籍紹介兼、備忘録。
放置ブログとは言え、広告まみれになるのは忍びないので、たまにUPしていきます。

香港警察東京分室
「この国の偉い人というのは、一回決めたことは何がなんでも変更しない、間違いだと分かってても変更しない、国民が何人死んでも変更しないという呪いにかかってるわけですね。これがゲームなら魔法の名は『思考停止』とか『責任放棄』とか『集団自決』といったネーミングになるでしょうね」



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奈落に転がり落ちるまで [読んだ本]

生存確認代わりの書籍紹介兼、備忘録。
今週末は10冊。


たちどまって考える (中公新書ラクレ)
ペラペラと口先で言うだけで実行力のない政府より、普段は慎ましさを保ちつつも、必要なときに的確な判断と行動力をもった国は頼りになります。





海外旅行なんて二度と行くかボケ!! (わたしの旅ブックス)
日本政府が動向を注視する力をなめんなってんだよ。一切の手加減のない無慈悲で強烈な注視をするぞこの野郎。






虚実妖怪百物語 急 (怪BOOKS)
「この国では、崇めることと祟られることに差異はないのだ。祝いと呪いが等価なのだ。敬虔な祈りと卑俗な笑いが同等なのだ。どれだけ痛め付けようとも、どれだけ踏み躙ろうとも、どれだけ破壊しても必ず――立ち直る」




天使・雲雀 (角川文庫)
愛の価値も下落してはいたが、それでも死で購えるほど安くはない。






獣たちのコロシアム 池袋ウエストゲートパーク16 (文春e-book)
「わたしの経験ではダメ男って、どこかひとつがダメじゃなくて、豪華なラーメンみたいなぜんぶのせなんだよね。女と借金とDV、おまけに仕事が長続きしない」





夢みる葦笛
「世界はいつだって悪い冗談で満ちている。でも、だからって、そこに生きる価値がないわけじゃない」






深紅の碑文(上) (ハヤカワ文庫JA)
「人は、なかなか正面からは批判してくれないんだ。いつも後ろから撃ってくる」






裸の華
ここにはすべてがあった。踊りかたも脱ぎかたも、悲しみかたもすべて、この街が教えてくれた。






スペース金融道
「宇宙だろうと深海だろうと、核融合炉内だろうと零下一九〇度の惑星だろうと取り立てる。それがうちのモットーだ」






奈落で踊れ
日本が奈落に転がり落ちるまで、この馬鹿げた現実という喜劇を眺めて踊ってやろう。






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ならば俺は、破廉恥漢でよい [読んだ本]

生存確認代わりの書籍紹介兼、備忘録。
今週末は10冊。


じんかん
富を独占しようとする者が現れ、戦を繰り返して奪い合う。それは現世だけでなく、百年先を生きるものからも奪おうとしている。籾を蒔けば百倍からの米が得られるのに、今食ってしまおうという連中ばかり。これで自滅しないほうがおかしい。




三体Ⅱ 黒暗森林(上)
「たしか『銀河英雄伝説』で、ヤン・ウェンリーが次のように言ったはずです。『かかっているものは、たかだか国家の存亡だ。個人の自由と権利にくらべれば、たいした価値のあるものじゃない』」





ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
「今朝、アメリカ政府が降伏しました。この国はもうアメリカ合衆国(USA)ではなく、日本合衆国(USJ)になりました」






流浪の月
世間は別に冷たくない。逆に出口のない思いやりで満ちていて、わたしはもう窒息しそうだ。






失踪.Com 東京ロンダリング
「理想的なことを言うのは好きじゃないんだよ。優しい言葉やきれいな言葉は気持ちよくても、金にならない」






蝮の孫
「家が代々そうだというだけで、俺は弥陀も極楽も信じてなどおらん。だいいち、念仏を唱えただけで行ける極楽など、たいして面白い場所ではあるまい」





バラ色の未来
「酷い言い方だけどね、貧乏人はカジノで遊ぶべきじゃない。カジノのテーブルについたら、手持ちのカネは全部消えて当然と考えられる人だけが楽しんでいい娯楽なのよ」





たてもの怪談
猫が来て一年経たないうちに、私はこう達観した。
猫がソファで爪を研いでいると思うから、いけないのだ。
つまり、
「この家にあるのは、ソファにもなる爪研ぎであり、畳にもなる爪研ぎであり、壁にもなる爪研ぎなのだ」
ン千万も出して買ったのは、人も住める猫の爪研ぎだったのだ!


西一番街ブラックバイト 池袋ウエストゲートパークXII
ちいさな声でいっておくが、今のこの時代、感動とか感謝とかを売りにしているあらゆるものから距離をとったほうがいい。映画でも本でも音楽でも、その手のものは振りこめ詐欺の電話と変わらないからな。




流人道中記(下) (単行本)
大勇は怯なるが如く、大智は愚なるが如しという。ならば俺は、破廉恥漢でよい。






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朗々とした加害者になるぐらいなら、鬱々と被害者ぶっていたい [読んだ本]

生存確認代わりの書籍紹介兼、備忘録。
今週末は10冊。


使ってはいけない言葉
他人にとやかく言っている暇があったら、
自分の理想でもさっさと追求しろっていいたいですね。
実際、俺はそうしてるつもりだし。





神になった日本人-私たちの心の奥に潜むもの (中公新書ラクレ (687))
日本人にとって、死者の「たましい」とは、亡くなった人の「物語」なのである。そしてその物語をしっかり記憶し永続させるための「記憶の依代」(記憶装置)として数多くの神社が建てられたのだ。





かんぽ崩壊 (朝日新書)
インストラクターと呼ばれる指導役の局員の指示は「きょうも、ゆるキャラのじじばばを探しに行こう」。






池の水ぜんぶ“は
つまりホモ・サピエンスは、言い方を変えればネアンデルタール人による遺伝子汚染があった結果、生き延びているわけです。ニホンザルも、タイワンザル遺伝子を持っている個体が、なんらかの環境変動に耐えられるという可能性はあります。自分たち人類のことを棚に上げて、ほかの生物は交雑を許さないというのも、勝手な理屈だと思います。


懲役の達人。―「アメリカ版」塀の中の懲りない面々
アメリカの懲役は、ほとんどが黒人とメキシカンやプエルトリカンといったマイノリティで、白人の懲役は松茸御飯の中の松茸ほどしかいない。





聖の青春 (角川文庫)
小さく呟いてみた。
「名人へもう一歩だ」
不思議と心は静かだった。
そして、こうも思った。
「もう一歩じゃ、何の意味もない」



黙殺 報じられない“無頼系独立候補
「一人で戦っとんねん、一人で戦っとって何が悪い?」
「一人で戦っとんや。お前にできるかそれが!」






かたづの!
戦でいちばん重要なのは、戦をやらないことです。やらなくても利が得られるならやる必要はないし、やって利が得られないなら絶対にやってはならない。





くらやみの速さはどれくらい (海外SFノヴェルズ)
「自閉症者はちがいます、悪いものではありません。ちがうということは悪いことではありません。ときどきそれが辛いこともありますが、悪いことではありません」





学校へ行けなかった私が「あの花」「ここさけ」を書くまで
朗々とした加害者になるぐらいなら、鬱々と被害者ぶっていたい。







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人間は不幸の分だけ幸せにならねばならぬ [読んだ本]

生存確認代わりの書籍紹介兼、備忘録。
今週末は10冊。


結婚の奴
私は、『100万回生きたねこ』が分からないというところが自分の最大の急所にして命綱でもあると思っている。あれが分かるようになったら私は私でない。





黄金列車
「おれたちはみんなナチだっただろ? みぃんなナチが来た時大喜びしただろ、違うか? 上の谷から下の谷まで、ナチじゃなかった奴なんか一人もいねえじゃねえか」





独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 (岩波新書)
つまり、ヒトラーに加担し、収奪戦争や絶滅戦争による利益を享受したドイツ国民は、いよいよ戦争の惨禍に直撃される事態となっても、抗戦を放棄するわけにはいかなくなっていたのである。





赤星鉄馬 消えた富豪 (単行本)
鉄馬は釣りを楽しみながらも、ただ魚を釣るだけでは魚類が減少してしまうことを憂い、ブラックバスの日本への移入を考えはじめていた。





裏切りのホワイトカード 池袋ウエストゲートパークXIII
炎上なんて、 不特定多数がやってるから、火の消しようがないんだ。マーキングされたら終わりなんだよ。みんな野良犬みたいなもんで、この電柱にならいくらでも小便をかけていいとわかると、寄ってたかって用を足すんだ。




とるとだす
「止められて止まるなら、恋しいという言葉には足りない」







政略結婚
薔薇をくれよ。花をおくれよ。それだけで私は、お釈迦さまにもそっぽをむかれた蜘蛛の糸の上で、世にも淫蕩な綱わたりをしてみせる。





愚者の毒 (祥伝社文庫)
「身の内に毒をお持ちなさい。中途半端な賢者にならないで、自分の考えに従って生きる愚者こそ、その毒を有用なものに転じることができるのです。まさに愚者の毒ですよ」





ゴジラ幻論 ――日本産怪獣類の一般と個別の博物誌
怪獣映画はフィクションであるだけでなく、それを楽しむための独特の理解力を必要とし、その神髄は、いい歳コイた大人が語ってこそなんぼのモンなのだ。





大名倒産 上 (文春e-book)
人間は不幸の分だけ幸せにならねばならぬ。







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金ももらってないのに、嫌がらせをして何が楽しい? [読んだ本]

生存確認代わりの書籍紹介兼、備忘録。
今週末は10冊。


ぐるぐる♡博物館
明朗でだれからも白眼視されず、けれど熱烈な愛を捧げる対象のない人生か、ちょっと人目を憚る趣味なんだけど、愛と情熱だけはまんまんな人生か、どちらを選びたいかと問われたら、私は迷うことなく後者だ。




13歳からの世界征服
自分を偽らずにコミュニケーションしたいと言いますが、偽ることがコミュニケーションです。本心を言ったらコミュニケーションなんて成り立ちません。





2050年のメディア
パラダイムシフトはパラダイムの中にいる人間にはわからない。







三体
いいか、もしおまえがほんとうに白亜紀後期に生きていたら、そのほうがラッキーだった。なぜなら、いまのわれわれは、もっと恐ろしい時代に生きているからだ。いまの地球の生物種が絶滅する速さは、白亜紀後期の比ではない。この現代こそ、ほんとうの大絶滅時代だ。



七つの試練 池袋ウエストゲートパークXIV
「いいね」が人を殺す。
「いいね」によって、人が死ぬ。
今日も明日も、世界中で「いいね」死が起こる。それが二十一世紀だよな。




R帝国
20%のチンパンジーは声がでかいため、50パーセントの人間達に影響し、まともな30%はそんな国民達と我々“党”を恐れ沈黙している。世界はつまり今、20%のチンパンジーによって動かされている。これは愉快だ。そうじゃないか?




標的
社長、申し訳ない。新聞社の正義とは、俺たちが気に入らないやつらを潰す時に使うもんなんですよ。






ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた (集英社新書)
「なにかが『変』であるためには、『変』ではないものがなきゃならない。でも、どうだったら『変』じゃないのか、ぼくにはわからない」





告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実
「日本人のわれわれは人の命はお金では買えないぐらい崇高なものと、当初は思っていたけれども、どうやら世界の紛争地では人の命なんていうのは一ドルもしないんだ、銃弾のほうが高いじゃないか、日本人のほうが錯覚しているんじゃないかと」




極悪専用
「金ももらってないのに、嫌がらせをして何が楽しい?」







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笑われているうちが花 [読んだ本]

生存確認代わりの書籍紹介兼、備忘録。
今回は一冊を長々と御紹介。だって面白かったんですもん。

今から四半世紀以上昔、バブルの夢冷めやらぬ1994年に刊行された「デイブ・バリーの日本を笑う」

デイヴ・バリーの日本を笑う








ピューリッツァー賞受賞の米のコラムニスト、デイブ・バリー氏が、不思議の国ニッポンを、法螺や与太を交えて、面白おかしく不真面目に騙る。故東江一紀氏の超訳も相まって、笑えること請け合い。

例えば、日本が誇る歌舞伎は、このように紹介されています。

歌舞伎を観ている一時間は、ほかのもっと楽しい活動、例えば、歯医者で虫歯をがりがり削られたりしているときの十七時間に相当する。

また当時、問題となっていた自動車貿易摩擦を憂うバリー氏は、特定の客層へのアピール強化策として、こんなキャッチコピーを提案しています。

キャディラック・・・・・・小指の先を切り落とした、頼もし~いあなたのための車です。

勿論、返す刀で、自国についてもバッサリ斬っちゃってます。
ちと長いですが、笑えるので、そのまま。

最初、アメリカの自動車会社は、美学上の理由から、小型車を製造したがらなかった。つまり、小さい車は儲けも小さいというわけですね。しかし、国際競争という見地から、しだいに危機感を募らせた各メーカーは、ついに、ようし、小型車ぐらい作ったるわいと腹を固めた。だけど、ただの小型車じゃ、作る意味がない。とことん質の悪いやつを作っちゃるけんね。いや、やけくそで言っているわけではなくて、これは、まことに巧妙な販売戦略なのだった。そういう車を買った消費者が、小さい車を買うのは損だと思い知り、ふたたび空母みたいな大型車を求めるようになるという仕掛けです。この戦略に沿って生産されたのが、フォード・ピント、シヴォレー・ヴェガ、それにアメリカン・モーターズのグレムリンなどといった小型車で、これらはいずれも、各社のクリスマス・パーティーで、酔っぱらった苦情処理担当の社員が紙ナプキンに書きなぐった絵をもとに設計されたという共通点を持ち、少なからぬ台数が、工場で組立て作業中に破損して、廃車処分になったようだ。

猫萌えのグレムリンがえらい言われようだけど・・・当たらずとも遠からず?(爆)
実際、バリー氏ご本人も、ヴェガで苦労したそうです。

基本的に九割九分までユーモアたっぷり、はちゃめちゃな書きっぷりですが、巻末の一文には色々考えさせられるものがありました。

日本はアメリカの敵ではない。日本を敵視するには、愚かな差別主義というものだろう。アメリカの巨大な財政赤字や、都市の荒廃や、教育の質の低下や、国民の間に渦巻く憎悪や不安が、日本のせいであるはずがない。われわれは国外からの脅威になど頼らず、自力で国をかき乱しているのだ。そして、われわれがもし、国内の諸問題を解決しようとするなら、国民相互の信頼、社会に対する責任感など、日本に対する責任感など、日本に学ぶべきことは少なくない。
日本人のほうだって、もっと気楽に構えることを、学んで損はないだろう。
つまり、完璧な人間など、どこにもいないということです。

時代は変わってるけど、こんな考え方の大切さは変わらないと思う。好きだな。

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