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永遠は人が思うほど長くない
生存確認代わりの書籍紹介兼、備忘録。
今週末は10冊。

葉が落ちるとき、かすかな音が響きます。それはたぶん、枝が作り出す音。それとも、茎の声。落葉の響きは、雪のひとひらを呼び起こします。その声は、降りしきる雪の中に乗り移るかもしれないし、あるいは、春の雨に宿るかもしれません。

この“ぽーちゃん”……何かと、“金のかかる女”だったのである。

学校は、「社会」のことばを教える、いやもっと露骨にいうなら「植えつける」場所であり、その「社会」が、その奥に、どんなことばを隠し持っているかを見つけることは、ひどく困難です。

もしかすると、生き物はそれぞれ、「想定」の箱の中で暮らしているのではないか。自分と、自分を取り巻く世界が「こういうものである」という「想定の箱」の中で。

「もし世の中から、おカネっていう価値観を取っ払ったら、後には本当に必要なものや大切なものだけが残るんでしょうね」

<「時間があれば何々したい」と云った人で、その「何々」を本当にした人を僕は知らない>

「あなたが信じる世界を信じたいなら、あなたが信じない世界を信じている人間を許すしかないわ」

芸術は、飾りではない。敵に立ち向かうための武器なのだ。
私は闘う。断固、闘う。この世界から戦争がなくなるその日まで、戦争そのものと。
この絵筆一本、一枚の絵で。

僕の心は国なんかにはありませんよ
国が子供達を守るのならその限りではありませんが

永遠は人が思うほど長くない。
今週末は10冊。

葉が落ちるとき、かすかな音が響きます。それはたぶん、枝が作り出す音。それとも、茎の声。落葉の響きは、雪のひとひらを呼び起こします。その声は、降りしきる雪の中に乗り移るかもしれないし、あるいは、春の雨に宿るかもしれません。

この“ぽーちゃん”……何かと、“金のかかる女”だったのである。

学校は、「社会」のことばを教える、いやもっと露骨にいうなら「植えつける」場所であり、その「社会」が、その奥に、どんなことばを隠し持っているかを見つけることは、ひどく困難です。

もしかすると、生き物はそれぞれ、「想定」の箱の中で暮らしているのではないか。自分と、自分を取り巻く世界が「こういうものである」という「想定の箱」の中で。

「もし世の中から、おカネっていう価値観を取っ払ったら、後には本当に必要なものや大切なものだけが残るんでしょうね」

<「時間があれば何々したい」と云った人で、その「何々」を本当にした人を僕は知らない>

「あなたが信じる世界を信じたいなら、あなたが信じない世界を信じている人間を許すしかないわ」

芸術は、飾りではない。敵に立ち向かうための武器なのだ。
私は闘う。断固、闘う。この世界から戦争がなくなるその日まで、戦争そのものと。
この絵筆一本、一枚の絵で。

僕の心は国なんかにはありませんよ
国が子供達を守るのならその限りではありませんが

永遠は人が思うほど長くない。
奈落に転がり落ちるまで [読んだ本]
生存確認代わりの書籍紹介兼、備忘録。
今週末は10冊。

ペラペラと口先で言うだけで実行力のない政府より、普段は慎ましさを保ちつつも、必要なときに的確な判断と行動力をもった国は頼りになります。

日本政府が動向を注視する力をなめんなってんだよ。一切の手加減のない無慈悲で強烈な注視をするぞこの野郎。

「この国では、崇めることと祟られることに差異はないのだ。祝いと呪いが等価なのだ。敬虔な祈りと卑俗な笑いが同等なのだ。どれだけ痛め付けようとも、どれだけ踏み躙ろうとも、どれだけ破壊しても必ず――立ち直る」

愛の価値も下落してはいたが、それでも死で購えるほど安くはない。

「わたしの経験ではダメ男って、どこかひとつがダメじゃなくて、豪華なラーメンみたいなぜんぶのせなんだよね。女と借金とDV、おまけに仕事が長続きしない」

「世界はいつだって悪い冗談で満ちている。でも、だからって、そこに生きる価値がないわけじゃない」

「人は、なかなか正面からは批判してくれないんだ。いつも後ろから撃ってくる」

ここにはすべてがあった。踊りかたも脱ぎかたも、悲しみかたもすべて、この街が教えてくれた。

「宇宙だろうと深海だろうと、核融合炉内だろうと零下一九〇度の惑星だろうと取り立てる。それがうちのモットーだ」

日本が奈落に転がり落ちるまで、この馬鹿げた現実という喜劇を眺めて踊ってやろう。
今週末は10冊。

ペラペラと口先で言うだけで実行力のない政府より、普段は慎ましさを保ちつつも、必要なときに的確な判断と行動力をもった国は頼りになります。

日本政府が動向を注視する力をなめんなってんだよ。一切の手加減のない無慈悲で強烈な注視をするぞこの野郎。

「この国では、崇めることと祟られることに差異はないのだ。祝いと呪いが等価なのだ。敬虔な祈りと卑俗な笑いが同等なのだ。どれだけ痛め付けようとも、どれだけ踏み躙ろうとも、どれだけ破壊しても必ず――立ち直る」

愛の価値も下落してはいたが、それでも死で購えるほど安くはない。

「わたしの経験ではダメ男って、どこかひとつがダメじゃなくて、豪華なラーメンみたいなぜんぶのせなんだよね。女と借金とDV、おまけに仕事が長続きしない」

「世界はいつだって悪い冗談で満ちている。でも、だからって、そこに生きる価値がないわけじゃない」

「人は、なかなか正面からは批判してくれないんだ。いつも後ろから撃ってくる」

ここにはすべてがあった。踊りかたも脱ぎかたも、悲しみかたもすべて、この街が教えてくれた。

「宇宙だろうと深海だろうと、核融合炉内だろうと零下一九〇度の惑星だろうと取り立てる。それがうちのモットーだ」

日本が奈落に転がり落ちるまで、この馬鹿げた現実という喜劇を眺めて踊ってやろう。
ならば俺は、破廉恥漢でよい [読んだ本]
生存確認代わりの書籍紹介兼、備忘録。
今週末は10冊。

富を独占しようとする者が現れ、戦を繰り返して奪い合う。それは現世だけでなく、百年先を生きるものからも奪おうとしている。籾を蒔けば百倍からの米が得られるのに、今食ってしまおうという連中ばかり。これで自滅しないほうがおかしい。

「たしか『銀河英雄伝説』で、ヤン・ウェンリーが次のように言ったはずです。『かかっているものは、たかだか国家の存亡だ。個人の自由と権利にくらべれば、たいした価値のあるものじゃない』」

「今朝、アメリカ政府が降伏しました。この国はもうアメリカ合衆国(USA)ではなく、日本合衆国(USJ)になりました」

世間は別に冷たくない。逆に出口のない思いやりで満ちていて、わたしはもう窒息しそうだ。

「理想的なことを言うのは好きじゃないんだよ。優しい言葉やきれいな言葉は気持ちよくても、金にならない」

「家が代々そうだというだけで、俺は弥陀も極楽も信じてなどおらん。だいいち、念仏を唱えただけで行ける極楽など、たいして面白い場所ではあるまい」

「酷い言い方だけどね、貧乏人はカジノで遊ぶべきじゃない。カジノのテーブルについたら、手持ちのカネは全部消えて当然と考えられる人だけが楽しんでいい娯楽なのよ」

猫が来て一年経たないうちに、私はこう達観した。
猫がソファで爪を研いでいると思うから、いけないのだ。
つまり、
「この家にあるのは、ソファにもなる爪研ぎであり、畳にもなる爪研ぎであり、壁にもなる爪研ぎなのだ」
ン千万も出して買ったのは、人も住める猫の爪研ぎだったのだ!

ちいさな声でいっておくが、今のこの時代、感動とか感謝とかを売りにしているあらゆるものから距離をとったほうがいい。映画でも本でも音楽でも、その手のものは振りこめ詐欺の電話と変わらないからな。

大勇は怯なるが如く、大智は愚なるが如しという。ならば俺は、破廉恥漢でよい。
今週末は10冊。

富を独占しようとする者が現れ、戦を繰り返して奪い合う。それは現世だけでなく、百年先を生きるものからも奪おうとしている。籾を蒔けば百倍からの米が得られるのに、今食ってしまおうという連中ばかり。これで自滅しないほうがおかしい。

「たしか『銀河英雄伝説』で、ヤン・ウェンリーが次のように言ったはずです。『かかっているものは、たかだか国家の存亡だ。個人の自由と権利にくらべれば、たいした価値のあるものじゃない』」

「今朝、アメリカ政府が降伏しました。この国はもうアメリカ合衆国(USA)ではなく、日本合衆国(USJ)になりました」

世間は別に冷たくない。逆に出口のない思いやりで満ちていて、わたしはもう窒息しそうだ。

「理想的なことを言うのは好きじゃないんだよ。優しい言葉やきれいな言葉は気持ちよくても、金にならない」

「家が代々そうだというだけで、俺は弥陀も極楽も信じてなどおらん。だいいち、念仏を唱えただけで行ける極楽など、たいして面白い場所ではあるまい」

「酷い言い方だけどね、貧乏人はカジノで遊ぶべきじゃない。カジノのテーブルについたら、手持ちのカネは全部消えて当然と考えられる人だけが楽しんでいい娯楽なのよ」

猫が来て一年経たないうちに、私はこう達観した。
猫がソファで爪を研いでいると思うから、いけないのだ。
つまり、
「この家にあるのは、ソファにもなる爪研ぎであり、畳にもなる爪研ぎであり、壁にもなる爪研ぎなのだ」
ン千万も出して買ったのは、人も住める猫の爪研ぎだったのだ!

ちいさな声でいっておくが、今のこの時代、感動とか感謝とかを売りにしているあらゆるものから距離をとったほうがいい。映画でも本でも音楽でも、その手のものは振りこめ詐欺の電話と変わらないからな。

大勇は怯なるが如く、大智は愚なるが如しという。ならば俺は、破廉恥漢でよい。
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