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金ももらってないのに、嫌がらせをして何が楽しい? [読んだ本]

生存確認代わりの書籍紹介兼、備忘録。
今週末は10冊。


ぐるぐる♡博物館
明朗でだれからも白眼視されず、けれど熱烈な愛を捧げる対象のない人生か、ちょっと人目を憚る趣味なんだけど、愛と情熱だけはまんまんな人生か、どちらを選びたいかと問われたら、私は迷うことなく後者だ。




13歳からの世界征服
自分を偽らずにコミュニケーションしたいと言いますが、偽ることがコミュニケーションです。本心を言ったらコミュニケーションなんて成り立ちません。





2050年のメディア
パラダイムシフトはパラダイムの中にいる人間にはわからない。







三体
いいか、もしおまえがほんとうに白亜紀後期に生きていたら、そのほうがラッキーだった。なぜなら、いまのわれわれは、もっと恐ろしい時代に生きているからだ。いまの地球の生物種が絶滅する速さは、白亜紀後期の比ではない。この現代こそ、ほんとうの大絶滅時代だ。



七つの試練 池袋ウエストゲートパークXIV
「いいね」が人を殺す。
「いいね」によって、人が死ぬ。
今日も明日も、世界中で「いいね」死が起こる。それが二十一世紀だよな。




R帝国
20%のチンパンジーは声がでかいため、50パーセントの人間達に影響し、まともな30%はそんな国民達と我々“党”を恐れ沈黙している。世界はつまり今、20%のチンパンジーによって動かされている。これは愉快だ。そうじゃないか?




標的
社長、申し訳ない。新聞社の正義とは、俺たちが気に入らないやつらを潰す時に使うもんなんですよ。






ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた (集英社新書)
「なにかが『変』であるためには、『変』ではないものがなきゃならない。でも、どうだったら『変』じゃないのか、ぼくにはわからない」





告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実
「日本人のわれわれは人の命はお金では買えないぐらい崇高なものと、当初は思っていたけれども、どうやら世界の紛争地では人の命なんていうのは一ドルもしないんだ、銃弾のほうが高いじゃないか、日本人のほうが錯覚しているんじゃないかと」




極悪専用
「金ももらってないのに、嫌がらせをして何が楽しい?」







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笑われているうちが花 [読んだ本]

生存確認代わりの書籍紹介兼、備忘録。
今回は一冊を長々と御紹介。だって面白かったんですもん。

今から四半世紀以上昔、バブルの夢冷めやらぬ1994年に刊行された「デイブ・バリーの日本を笑う」

デイヴ・バリーの日本を笑う








ピューリッツァー賞受賞の米のコラムニスト、デイブ・バリー氏が、不思議の国ニッポンを、法螺や与太を交えて、面白おかしく不真面目に騙る。故東江一紀氏の超訳も相まって、笑えること請け合い。

例えば、日本が誇る歌舞伎は、このように紹介されています。

歌舞伎を観ている一時間は、ほかのもっと楽しい活動、例えば、歯医者で虫歯をがりがり削られたりしているときの十七時間に相当する。

また当時、問題となっていた自動車貿易摩擦を憂うバリー氏は、特定の客層へのアピール強化策として、こんなキャッチコピーを提案しています。

キャディラック・・・・・・小指の先を切り落とした、頼もし~いあなたのための車です。

勿論、返す刀で、自国についてもバッサリ斬っちゃってます。
ちと長いですが、笑えるので、そのまま。

最初、アメリカの自動車会社は、美学上の理由から、小型車を製造したがらなかった。つまり、小さい車は儲けも小さいというわけですね。しかし、国際競争という見地から、しだいに危機感を募らせた各メーカーは、ついに、ようし、小型車ぐらい作ったるわいと腹を固めた。だけど、ただの小型車じゃ、作る意味がない。とことん質の悪いやつを作っちゃるけんね。いや、やけくそで言っているわけではなくて、これは、まことに巧妙な販売戦略なのだった。そういう車を買った消費者が、小さい車を買うのは損だと思い知り、ふたたび空母みたいな大型車を求めるようになるという仕掛けです。この戦略に沿って生産されたのが、フォード・ピント、シヴォレー・ヴェガ、それにアメリカン・モーターズのグレムリンなどといった小型車で、これらはいずれも、各社のクリスマス・パーティーで、酔っぱらった苦情処理担当の社員が紙ナプキンに書きなぐった絵をもとに設計されたという共通点を持ち、少なからぬ台数が、工場で組立て作業中に破損して、廃車処分になったようだ。

猫萌えのグレムリンがえらい言われようだけど・・・当たらずとも遠からず?(爆)
実際、バリー氏ご本人も、ヴェガで苦労したそうです。

基本的に九割九分までユーモアたっぷり、はちゃめちゃな書きっぷりですが、巻末の一文には色々考えさせられるものがありました。

日本はアメリカの敵ではない。日本を敵視するには、愚かな差別主義というものだろう。アメリカの巨大な財政赤字や、都市の荒廃や、教育の質の低下や、国民の間に渦巻く憎悪や不安が、日本のせいであるはずがない。われわれは国外からの脅威になど頼らず、自力で国をかき乱しているのだ。そして、われわれがもし、国内の諸問題を解決しようとするなら、国民相互の信頼、社会に対する責任感など、日本に対する責任感など、日本に学ぶべきことは少なくない。
日本人のほうだって、もっと気楽に構えることを、学んで損はないだろう。
つまり、完璧な人間など、どこにもいないということです。

時代は変わってるけど、こんな考え方の大切さは変わらないと思う。好きだな。

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しっこく新幹線 [その他]

あれは・・・コロナ禍による外出自粛令が発動する前のことじゃった(遠い目)
(つっても、まだ半月もたってないんだけどね)

近くのショッピングセンターに行ったら、ちょうど駅弁フェアをやってて、
猫が計画中の駅弁車両基地構想に欠かせないブツがあったんで、つい買っちゃった。

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ブラックシンカリオン弁当

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全然、予備知識なく買ってみたら、ハンバーグ&エビフライ&卵焼きにウインナー
ゼリーやシールもついてくるという、王道のお子様ランチメニュー。

同じ?新幹線?駅弁といっても、以前御紹介したエヴァンゲリオンや500系
北海道新幹線「H5系」とは大分、趣が違うのな。

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御代は1280円。うん・・・負けじゃない・・・負けじゃないよね?
幼稚園児のお弁当箱としては丁度いい大きさと素材だし(我が家に園児おらんけど)

ブラックシンカリオン弁当があるなら、普通のシンカリオン弁当もあるのかと思えば、
どうやら新幹線型容器のは出てないみたい。残念なような、ほっとしたような。

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