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珍玩堂主人 ランボルギーニ・カウンタック編 その1 [プレイアート]

20世紀少年を熱狂させ、遂には社会現象の域にまで達した「スーパーカー」
いま考えると、ロータス・ヨーロッパからフェラーリBBまで同列に扱う、大胆な定義でしたが・・・。

多くに共通するのはミッドシップ、リトラクタブルライト、それに何より魅惑的なデザイン。
その中でも、怪物じみたこの車の「スーパー」さは、他の追随を許さないものがありました。


右=プレイアート(香港製)。左=トミカ(F50-1。78年発売。日本製)
ともに82年登場のLP500Sをモデル化・・・・・・トミカの発売は実車より先なの???(謎)

プレイアートはBLACK&BLACKからの一台。小スケールのカウンタックとしては唯一、
ガルウイングドア開閉・・・そのしわ寄せで、フロントウインドーが妙な形に(苦笑)


肝心のガルウイングも怪鳥の翼のようには開かず、3丁目のタマなら通れるかな、といった程度。
まあ、それはトミカのエンジンフードも同じで、こちらも中身はほとんど覗けません。

しかし、こういったギミックが少年たちの心を一層、熱くさせたのは想像に難くなく・・・・・・
脳内には、颯爽とドアを跳ね上げる大人の自分が映り、V12の咆哮が轟いていたことでしょうね。

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ランボルギーニ・カウンタック(スーパーカー・コンプリート・ファイルVol.1) (NEKO MOOK 1745)

ランボルギーニ・カウンタック(スーパーカー・コンプリート・ファイルVol.1) (NEKO MOOK 1745)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ネコ・パブリッシング
  • 発売日: 2012/04/10
  • メディア: ムック

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桃色ジープ

多分、トミカの方はウォルターウルフスペシャルだと思います。と、言うのも自分が持ってる個体が紺色のウルフカラーなもんで・・・。記憶が正しければ最初は赤のウルフカラーで次が紺色、最後に写真のLP500Rカラー(コレってタミヤのRCでもオナジミでしたね。)だったと思います。そういや最近の説では「ウルフのエンジンはノーマルにチョコット手を入れた程度のエンジンで5ℓは存在しない」と言うのが正解らしいですけどホントの所どうなんでしょうねぇ?存在しない(と、言うか回収されてその後行方不明となった・・・と言う方が正しいか)と言われたイオタSVJのエンジンがイギリスのコレクター所有のミウラに載ってた事実もあることだし・・・。関係無いけどプレイアートのカウンタックのホイルが911純正フックスホイルに見える。
by 桃色ジープ (2007-10-25 10:08) 

fziro

トミカの方は、いわゆるLP500Rだと思いますよ
http://www.supercarnet.jp/Picture/Picture.htm

このページの中頃に写真と解説がありますけど、スーパーカーブーム当時、
ウルフスペシャル1号機の赤いLP500Sの次に人気のスペシャルカウンタックでしたね。
ウルフスペシャルについては
http://www.supercarnet.jp/LamborghiniWEB/WolfCountach.htm

ここが詳しいですが、3号機の黒にはラインが無いので、
このトミカはそれとは別のクルマで、LP500Rのラインを金色にしたモノだと思います。

ここのページにも書いてありますが、LP500Sって、後からランボルギーニの
正規ラインナップにも同じ型番が加わったんでややこしいんだけど、
ウルフスペシャル1号機のLP500Sの赤は75年にはすでに存在してたので矛盾はありません。

トミカのこのF50-1は、二見書房刊の『ミニカーコレクション』の巻末資料によると
赤と紺はウルフスペシャルで、黒はそう銘打ってないみたいなんで、
やはりLP500Rのつもりなんじゃないでしょうか?
なんで金ストライプにしたのかは謎だけど(笑)。
by fziro (2007-10-25 12:56) 

ねこざかな

>> 桃色ジープ様
>> fziro様
いろいろ詳しくご教授くださり、誠にありがとうございます!

トミカの裏板には「LP500S、1978」と刻まれており、不思議に思ってました。
ウルフSPや500Rをモデル化したと考えれば、矛盾は解消されますね。

それにしても、ただでさえスーパーなカウンタックなのに、
量産型のほかに特注モデルが存在したのですね・・・金持ちってやつぁ(笑)
by ねこざかな (2007-10-25 15:16) 

覆面えるさん

おっ、ブラックカウンタックだっ、、
高校のころ持ってましたよー、、タミヤの1/12ブラックカウンタックスペシャル電動RCカー、、
駐車場で、スポンジタイヤをズリズリ云わして、走り回っておりました、、
タミヤのニッカド6V電池、、高かったですねー、、小ズカイ全部つぎ込んでまつた、、

で、、プレイアートのカウンタック、、初めて見ました、、こりゃ貴重ですねー、、ドアまで開いちゃうなんて、、ガルドアの開かないカウンタックなんて、玩車に興味のなくなったネコさんみたいなもので(支離滅裂)

でわでわ、、
by 覆面えるさん (2007-10-25 16:31) 

第三波平

私はスーパーカー世代ではないですが、カウンタック、というと「ドアが開く」。このギミックに尽きると思います。だから昔持ってたマジョレットやトミカは、「何でドアが開かないの」と思ってました。
このモデル、開くためか他に比べドアが若干大きめに作ってるように見えます。
 でも、ギミックも含め多くの人々が思うカウンタック、というイメージに一番近いかもしれません。後は車高が低ければ、完璧ですが。
by 第三波平 (2007-10-25 21:35) 

1275GT

小スケールとドア開閉・・・こりゃあ難問ですねぇ(笑)
1:43でも開閉部分の精度やコストの問題で、
あっさりと諦めてしまうモデルが多いのに・・・
プレイアートは偉い、たとえタマしか通れなくても(笑)
たとえフロントウインドウが単座戦闘機(しかもプロペラ機)のようになっても(爆)

あのころのランボはパワーでねじ伏せるみたいな、
荒削りな所も魅力のひとつでしたね・・・
最近コーンズが輸入しているランボのトラクターも、パワーが売りらしいですよ(笑)
by 1275GT (2007-10-25 23:21) 

Keiki

お久しぶりです。トミカのカウンタック、僕も持ってました、って言うか、今も手元にあります、たぶん。
by Keiki (2007-10-26 00:52) 

aavecj

僕はタミヤのモーターライズなキットでお世話になったカウンタック、実車を見たらお下品な大きさに一気に冷めた記憶がございます(笑)

あのトミカでさえ危険な橋を渡らなかったというのに、プレイアートは偉いっ!
by aavecj (2007-10-26 08:42) 

ねこざかな

>> 覆面える様
スポンジタイヤとか、サンドイッチタイヤとか・・・あった、あった(笑)
ブラックカウンタックは、羨望のマブチ540Sが標準でしたね。

私も中学のとき、比較的安価なルノーF2を買ってもらいましたが、
いろいろ改造したこともあって、かなりお金を喰う遊びでした(親父スマヌ)

> 玩車に興味のなくなったネコさんみたいなもので
分かるような、分からんような・・・
家計のためには、そろそろ「枯れ」てきた方がいいのでしょうが(汗)
by ねこざかな (2007-10-26 14:35) 

ねこざかな

>> 第三波平様
ご指摘いただいたように、ガルウイングドアが大きめの上、
室内にヒンジのスペースを確保するため、ハンドルもありません(苦笑)

現代の玩車メーカーには、とても踏み切れそうにない大胆さ・・・
子供の掌の中でこそ真価を発揮する、昔懐かしいタイプの玩車ですね。

魔女のカウンタックは、違った意味で大胆・・・次回のネタだったり(爆)
by ねこざかな (2007-10-26 14:35) 

ねこざかな

>> 1275GT様
> フロントウインドウが単座戦闘機のようになっても
あ~確かに。この視界では、中央にシートを据えるしかありませんね(笑)

> あのころのランボはパワーでねじ伏せるみたいな
と、ゆーことは、現行のモデルは大分洗練されているのでしょうか・・・。
私のもつランボのイメージは今だ、猛々しい雄牛のままです(汗)

コーンズって、農耕牛も扱ってるのですね!驚きました!
by ねこざかな (2007-10-26 14:36) 

ねこざかな

>> Keiki様
ご無沙汰しております~。

私は、どうもカウンタックのトミカは子供の頃、持ってなかった気がします。
・・・・・・スーパーカー消しゴムで遊ぶのに忙しかったのかも(笑)

今回のトミカは先般、近場のホビーオフで箱なし1漱石で捕獲。
ちょっとビミョーなお買い物だった・・・か、な???
by ねこざかな (2007-10-26 14:36) 

ねこざかな

>> aavecj様
モーターライズキット・・・この頃は見かけなくなりましたね。
車モノにとって「走行」は、ある意味最強の付加価値だと(以下略)

トミカも、かつて「危険な橋」を渡ったことが・・・No.46-2の童夢-零。
そういえば、こやつのフロントウインドーも幅が狭いな(爆)

ちなみに本来の意味での、カモメの翼扉のトミカとしては、
F19-3のベンツ300SLも存在しますが・・・ありゃ、持ってないや(汗)
by ねこざかな (2007-10-26 14:42) 

せんとら

うわー・・懐かしいな。
オバフェンの付いてないトミカのLP500(笑
子供の頃、絶対持っていましたね。
何しろ、LP400も当然のごとく持っていましたので、
同じ車種を買ってもいいものかどうか悩んだもので。
いや、違う車種じゃん、とか突っ込まないで(笑
その頃は、1台買うのでも、結構悩んだモンなんですよ。
シティがシティターボに変わった時は、既に悩まず買ってましたけど(をい

と言うか、どんなジャンクになってもトミカ捨てた記憶が無いので、
探せば絶対、どこかにあります。
それでも、次々同じ車種を買っちゃってますけど。
子供の頃の悩みはどこ行った・・。
by せんとら (2007-10-26 23:04) 

ねこざかな

>> せんとら様
この記事を書くまで意識してなかったのだけど、トミカのカウンタックは、
LP400(F37-1)と、今回のLP500S(F50-1)、
さらに、それをワイドボディ化したF12-3(No.92-2)があるのですね~。
LP400もいつかGETしたいと思ってます・・・物欲尽きんなぁ(爆)

> シティがシティターボに変わった時は、既に悩まず買ってました
私も両方とも数年前、ジャンクで入手したのだけど、
いまでは5歳児に取られちゃいました(汗)
なんか妙に執着してますが・・・デザインが気に入ったのかな?
by ねこざかな (2007-10-27 06:42) 

いっぷく

少年ならずとも内心ニヤニヤしてスーパーカーブームを楽しんでいました。
しかし、このカウンタックという車はどういう場所で走るのが似合うのでしょうか、
都会に多くうろうろしているような気がします。
by いっぷく (2007-10-31 07:17) 

ねこざかな

>> いっぷく様
う~ん、偏見かもしれないけど、サーキットや峠道を疾走するよりも、
パーティー会場に乗りつける情景が、最もしっくりくるような気がします(笑)

もちろん思いっきりバブリーな格好をして、ゴージャスな美女を連れて・・・
ガルウイングドアが乗降しにくいと、びんたを喰らったりして(爆)
by ねこざかな (2007-10-31 15:39) 

ダーツA.T

カウンタックいいですね~^^
LP500S/Rともなるとこれまた特別な存在ですは。

少々前にイベントに行ってみたのですが素のLP400がまたヨカッタりします。
http://blogs.yahoo.co.jp/at19661113/14859915.html
by ダーツA.T (2007-11-04 00:10) 

ねこざかな

>> ダーツA.T様
LP400の画像お見せくださり、ありがとうございました!
リアスポイラーなし、ライムイエローの塗装で、上品な軽ろみがイイですね♪
by ねこざかな (2007-11-04 18:29) 

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