珍玩堂主人 VWビートル編 その2 [コーギー]
世界に冠たるドイツの国民車を、ジョンブルが競作。
左=ハスキー Volkswagen 1300(No.20-B。1968年発売)
右=マッチボックス Volkswagen 1500 Saloon(No.15-D。68年発売。1/59)
マッチボックスのNo.15-Dは、レズニーが脂の乗り切った60年代末の傑作(独断)
モンテカルロ・ラリー仕様をモデル化。小スケールながらテクノ式のステアリング機構を装備。
No.15-Dのバリエーションは、ゼッケンの素材(デカールorシール)や大きさで2、3種類。
70年にスーパーファスト化(No.15-E)、この時点で操舵ギミックは廃止されました。
No.15-Eは72年まで生産。色はメタリックレッドもあり、バリエーションは計8種類。
79年に日本向けのジョリー・シリーズとして再登場(J-6)しましたが、前部のゼッケンは省略。
ハスキーのNo.20-Bは、ルーフに載せたトランクがいい感じ♪
小スケールといえども、兄貴ブランドのコーギー譲りの遊び心を感じさせますね。
Dr.Edward Forceの著作によると、ハスキー=青、70年発売のコーギージュニア=黄、
71年発売のコーギージュニア(黒ホイール)=赤の3バリエーションだそうです。
また、No.20-Bと金型を共用して、ポリス仕様(No.3-B。68年発売)も作られました。
71年には大胆に金型を改修し、前後にエンジンを積んだホットロッド(No.60-A)に変身。
この改修の影響か、コーギージュニアのビートルには別金型のNo.17-C(70年発売)も存在。
No.17-Cのポリス仕様はNo.3-C(75年発売)・・・え~い、ややこしい!
ちなみに、この他の「VWビートル編」は、こちら>その1 その3
いよいよ見なくなってきましたね、このWVビートル。
世界中で愛された車なので、当然ミニチュアも多いことでしょう。
記事にされただけでもこれだけ存在するんだから、すごい。
実車も大好きだけど、ミニチュアにしてかわいいのもビートルならでは。ウチにも探せばいくつか出てくるでしょう。
by いっぷく (2006-09-01 01:33)
いっぷく様のコレクションからとなると、希少なメルクリンやらシュコーやらブリキやらが出てきそうですね~。ぜひぜひ拝見させていただきたいものです。「ビートル編その3」は日仏製をチョイスしようと思うのだけど、魔女だけに素性が怪しくて(苦笑)
by ねこざかな (2006-09-01 02:17)