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珍玩堂主人 シトロエンSM編 [トミカ]

イタリアの名門マセラティ・・・しかし1960年代以降、その歴史は波乱に富んだものでした。
今回は、同社がシトロエンの傘下に入ることで、70年に誕生したラテンの華。

左=マッチボックス(No.51-E。72年発売)、右=トミカ(F34-1。1/66。77年発売)。

車体前半の幅をやや広げることで、迫力を増すデフォルメを施したマッチボックスと、
特にアレンジを加えず端正なフォルムを再現したトミカ。

作り手の考え方の違いが見てとれますが、ともに良くできた玩車だと思います。
並べてみて改めて、それぞれの美点を再確認できました。

トミカは画像の緑のほか、シックなチャコール・メタリックもあります。
マッチボックスも、内外装の色やレーシング・デカールの有無などで18種のバリが存在。

実車はマセラティ製の水冷V6エンジンを搭載し、FF車初の200kmオーバーを実現。
「SM」は変なイミではなく(笑)プロジェクトのコードSと、マセラティのM。

提携が解消された75年までに、12920台が生産されました。
余談ですが、72年に誕生したマセラティ・メラクはSMのV6を搭載しています。

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コメント 4

グラス

SMですね。
会社の上司がだいぶ前に持っていて、乗せてもらいました。
でも調子悪くて大変でしたが・・・
とはいえ、やっぱり感激してました。
ミニカーもイメージを良く表現していて、どちらも気に入ってます。

社有車もシトロエンSMにしてくれないかな・・・
クサラのラリー色でもいいけど。
by グラス (2006-08-11 00:35) 

ねこざかな

SM体験、うらやましい限りです(誤解を招きますね)
マセラティの心臓を載せたシトロエン・・・どんなだか想像もつきません。

シトロエンの社有車とは、素晴らしいアイデアですね~。
SMやDSなら言うことないけど、2CVやXM・・・いやCXでもいいや。

なにより維持修理費が会社持ちとゆーところが素晴らしい!
56万円のエグザンティアを買おうとして、妻に猛反対された私としては・・・
by ねこざかな (2006-08-11 01:02) 

桃色ジープ

SMじゃないですけど、仲間がBX(後期)持ってました。5年位所有してましたが、その間トラブル一切無し!!(ハイドロはおろかATもエアコンすら)仲間内からは「奇跡のシトロエン」とか「実はシトロエンの皮を被ったカペラ(ユーノスがディーラーやってた頃の話です。)じゃないの?」とか言われてましたが深夜に帰宅中、居眠り運転の軽トラに激突されて廃車になりました。
奇跡のシトロエンの最初で最後のトラブルは事故でした。合掌。
by 桃色ジープ (2006-12-21 06:40) 

ねこざかな

私が社会人になったころ、行きつけの(爆)ユーノス店で、BXやXMを扱ってました。かっちょいいな~と横目で眺めていましたが、話に聞くトラブルの多さにマツダが対応しきれるのかどうか・・・という不安がありました。

5年間ノントラブルのBXって、ほんと奇跡的な個体ですね!オーナーだったお仲間には申し訳ありませんが、人智を超えたオーパーツのような存在(言いすぎ)をクルマの神はお許しにならなかったのかも知れません。。。
by ねこざかな (2006-12-21 15:26) 

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