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珍玩堂主人 ランボルギーニ マルツァル編 [プレイアート]


左=プレイアート、右=マッチボックス(No.20-D。1969年発売)

実車は1963年のジュネーブショーで発表されたフル4シーターの試作車。
エンジンはミウラのV12の片側=直6を搭載していました。

唯一の実車は白なのだけど・・・両社とも、目にも鮮やかなピンクや赤でリリース。
小スケールで白は見栄えがしないと考えたのかな?

本当はグラスルーフですが、マッチボックスでは省略されています。
一方で、黒一色のエンジンフードを半透明にアレンジ。これはこれでカッコいい!

欲を言えば、折角の透明フードの中にエンジンを再現して欲しかった・・・
プレイアートともども、ガルウイングドアは開きません。

ベルトーネのとんがったデザインは、当時かなりインパクトがあったようで、
1/43ではディンキー、ポリトーイ、サブロン、1/24ではナコラルからもリリースされました。

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コメント 7

いっぷく

初めて実車を見たときランボルギーニの車高が低いのに驚きました。
スーパーカーブームの時には人気車でしたね。
並べてみるとずいぶんな違いがあるんですね。
今でもランボルギーニーは走っているのも見かけるしスーパーカーです。
by いっぷく (2006-08-05 07:45) 

1275GT

2台とも見事なまでの色使い(笑)
玩車としてはMBのセンスが光ってますね。
プレイアートの実車のイメージと、オモチャとしてのバランスも捨てがたい・・・。
って、これって「どっちの玩車ショー」じゃなかったっけ(笑)

昔、エスパーダがスーパーの駐車場に普通に停めてあった!のを見て、
その大きさとカッコ良さに驚き、さらになんで?どうして?って思わずしばらく張ってました(笑)
(スーパーにスーパーカー、ネタじゃないすょ)
by 1275GT (2006-08-05 09:20) 

ねこざかな

>> いっぷく様。

> 並べてみるとずいぶんな違いがあるんですね。
そうなんですよ~。特にグラスルーフの形状はメーカーごとに様々で(笑)サブロンは四葉のクローバーみたい。そういえば中嶋製作所からも出てたな・・・

> 今でもランボルギーニーは走っているのも見かけるしスーパーカーです。
スーパーカーと呼ばれた車の中には、今考えると、これスーパーなの?といったのものありますが、カウンタックやミウラは文句なく「スーパー」でしたね♪
by ねこざかな (2006-08-05 09:32) 

ねこざかな

>> 1275GT様。

> これって「どっちの玩車ショー」じゃなかったっけ(笑)
え~と、あくまでマイルールなのですが(笑)ビンテージモデルの場合は優劣を競うものでもないかな~という判断で「珍玩堂主人」として書いてます。珍玩堂の場合も一度に複数紹介しているのは、並べることでそれぞれの美点がより引き立つかも、という期待から。さて効果は???

> 昔、エスパーダがスーパーの駐車場に普通に停めてあった!
えっ!スーパーにエスーパーダー・・・・・・嗚呼、やってしまった(爆)。マルツァルのデザインを引き継いで68年に誕生した4シーターですね。ガルウイングドアが採用されなかったのは残念だけど、インパクトは十分なので、駐車場ではさぞ目立っていたことでしょう。私も張ってしまうかも~。
by ねこざかな (2006-08-05 09:58) 

ノスタルPC

この時期のスーパーファストの派手な塗色は、「売場で目立つため」だった、とも言われています。つまりホットホィールに「勝つ」ために、レズニー自身のためでなく、顧客自身のためですらなく、こういった色を塗った、というのですね。

この話を聞いて以来、私はこの時期のマッチボックスを見ると、以前の「ちょっと軽蔑の入った」気持ちはなくなって、ただ、ただ「切なく」なるようになりました。
自分たち「らしさ」を捨ててまで、背伸びをして、背伸びをして、それで倒れたのです。あの時、「背伸びをしない」行き方というのは、本当になかったのだろうか、と今でも思います。「市場」というのは過酷なものだと思います。少しだけ耐えれば、ブームは去ってしまうかもしれないのですが…。それまでの製品開発のフィロソフィーとは明らかに違ったムリをし始めたら、それはその会社にとっての「危険信号」なのかもしれないですよ。でも渦中にいると、そのことには気が付かなくて、「新製品」を出しているツモリになるんです。

マッチボックスの品番の表記方法はいくつかありますが、スーパーファスト以降を分ける方法だとマルツァルは「MB20-A」になります。つまりスーパーファスト初代です。1969年発売時の塗色はメタリック・レッドなので、「MB20-A3」以降のサーモン塗色のモデルは1969年から少し下り、たぶん1970年代に入っているでしょう。バリエーションごとの発売時期を特定するのはなかなかむずかしいらしく、チャーリー・マックの「The Big Book」でもバリエーション発売年次までは特定していません。
by ノスタルPC (2006-08-05 10:28) 

ねこざかな

> 自分たち「らしさ」を捨ててまで、背伸びをして、背伸びをして、
> それで倒れたのです。

身につまされるお話ですね。個人でも会社でも・・・あるいは国家ですらも、数え切れないほど繰り返してきた過ちかもしれません。欧州勢衰退の背景には、ミニカー市場全体のパイの減少もあったのかもしれせんが・・・背伸びしなかった場合の財務シミュレーションを、森永卓郎氏にやってもらえないかな~。

MBの品番表記のご説明ありがとうございます。私は一応、Schiffer社のプライス本を参照しています。マルツァルはメタ赤>サーモンピンクのほか、黄緑や銀の塗色もあるみたいですね。ホイールや窓の色も含めたver.違いは12種・・・これでもまだ少ない方ですが、コンプしている人はいるのかしらん?
by ねこざかな (2006-08-05 22:10) 

vt250fd

こんばんは、マルツァルの記事を書いたあとにこのページを見つけました。
ミニチュアカー充実のページですね!また遊びに来ます♪
by vt250fd (2007-05-12 03:03) 

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