珍玩堂主人 ランボルギーニ・ミウラ編 その2 [トミカ]
お待たせしました~。前回に続いてスーパーカー消しゴムのお話(違うでしょ!)
左=マッチボックス(No.33-D。1970年発売)
右=トミカ(F-40-1。77年発売)。スケールはともに1/62。
マッチボックスはレギュラー・ホイールのNo.33-Cをスーパーファスト化。
ボディの金型は、太いSFホイールを履くためオバフェンになり、ホイールアーチも拡大。
その他の変更点としてはV12を省略、半透明のエンジンフードで誤魔化しています。
コストカットの結果だろうけど・・・「改悪」って言っちゃうぞ、この~。
73年にいったん生産を終えた後、79年に日本市場向けに再生産。
黒箱のジョリー・シリーズ(J-1)、またはカラー箱(No.38)に入れて販売されました。
ちなみにカラー箱には「P400SV」と書かれていますが、SVの登場は71年なので、
ただ単に実車の最終モデルの名前を冠しただけと思います。スケール表記もなぜか1/58に。
後発のトミカは名実ともにSVをモデル化。ライト周辺の睫毛がありません。
また、実車の初期モデルにはないルーフ後端のスリットも、トミカのみ再現されています。
ひと昔以上前、「醤油顔、ソース顔」なんて言葉が流行りましたが、トミカはまさに醤油顔。
あっさりとしたプロポーションに、シャープなモールドが映えます(いまとは塗料が違うのかな)
もちろん、メッキぎらぎらのプレイアートの「ラー油顔」も捨てがたい魅力があります。
「みんなちがって、みんないい」(by 金子みすゞ)とゆーことで(笑)
前回の記事と同じような写真でびっくりした。
by ニャア (2007-01-09 03:13)
>> ニャア様
あはは~。同アングルですし、奥のは前回のMBのSF版ですしね。
諸般の(一部ばればれ)事情で、記事は後から。。。しばしお待ちください(汗)
by ねこざかな (2007-01-09 04:11)
MBのミウラ、子供のころ写真と同じヤツ持ってました。ナツカシー!中学の頃、ヤスリとタミヤのエポパテ駆使してミウラ・イオタに改造した覚えが・・・今考えると、ああっ!何て勿体ない事を!
by 桃色ジープ (2007-01-09 13:17)
うちの田舎でも、スーパーカー巡業、、来ましたよ、、
当時、すでに中坊だった私は、あまりスーパーカーには、興味がなかったのですが、、、
「イオタ」が来る、、と聞いて、あわてて見に行きました、、、、当然、世界に一台しかない「イオタ」が、来るわけは無く、、ミウラの下手な改造車でして、、
ったく、、大人ってやつぁー、、┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~
あっ、、別件、、送金しときました、、毎度ですぅ、、
by 覆面えるさん (2007-01-09 21:49)
>> 桃色ジープ様
まさか画像だけでタイトルすらつけてないのに、皆さんからコメントいただけるなんて・・・ありがたいやら、申し訳ないやら(汗)
昨晩書くつもりだったのだけど、うっかり昼まで寝てしまった。「別件」の処理もあるのに~冬はどうしても布団で丸くなってしまいます。
MBのミウラをイオタに改造!思いついても金属加工に踏み切れる技量を持つ中学生は、そういないと思います。作品を拝見したいなぁ。
そろそろ出勤なんで、今晩こそ記事書きますね・・・多分(爆)
by ねこざかな (2007-01-10 14:54)
>> 覆面える様
国内にも数台、ミウラ改が存在したそうですね。改造にも上手下手がありましたか・・・やぶ医者の手で整形を受けたミウラはかわいそうだなあ(涙)
小学生のころは、ミウラの睫毛が苦手で、「イオタの方かっちょええ!」と思っていましたが、いま見ると睫毛もなかなか色っぽく思えてきたりして。
別件、こちらこそ毎度でやんす♪
by ねこざかな (2007-01-10 15:04)
あ~、私が持ってるマッチボックスは正にこの「改悪版」です(笑)。
元のを知らなかったから、造形の省略は気づかなかったけど、
ライトがちゃんと別パーツ(塗り分け?)されていたポケッターに比べ、
一色ベタ塗りで何か手抜きに見えましたね。
今思い出しましたが、当時、壊れたポケッターの替わり(すぐ市場から消えてました)に
まずマッチボックスを買って、このズン胴ぶりに失望したんですよね。
それで、当時はディテールは正確でも、細身なんで今一ピンとこなかった
トミカのスーパーカーシリーズでしたが、ミウラが出ると知って、
その正確な再現振りに期待してたのに、いざ出てみると、
マッチボックスと似た感じだったので、さらにガッカリしたものでした。
カウンタックじゃ、プロトタイプをモデル化して、
かなり別物みたいに見えていたマッチボックスに比べ、
正確にあのシャープさを出していたトミカの仕事振りに
ホレボレしたものだったんですけどねぇ…(笑)。
by FZIRO (2007-01-11 11:50)
>> FZIRO様
Jシリーズで再生産されたこともあって、日本の少年たちにとっては思い出深いSFのミウラ、「改悪」は言いすぎでしたね(汗)。ただね~レギュラーホイールと比べると・・・せめてエンジンは残してほしかったと思うのですよ。
玩車化するにあたってプロポーションの再現は難しいですよね。子供の目線から見たボディの起伏やボリューム感を表現するには、実車をそのまま縮小するのではなく、適度のディフォルメが必要だと聞いたことがあります。
当時発売された上記3社以外の小スケールのミウラ、「第三世界的blog」さんで香港ティントイズ製の記事を拝見しましたが・・・存在を知ったら欲しくなっちゃうな。もしかしたらティントイズが一番見つけにくかったりして(爆)
by ねこざかな (2007-01-11 15:06)