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ちっちゃなボンドカー トヨタ2000GT編 [京商]

DB5編に続いて京商「007 J.ボンド」と、他社のノーマル車との比較。
1967年公開の「007は二度死ぬ」に登場する、トヨタ2000GTを取り上げてみました。

右=京商 「007 J.ボンド」ミニチュアモデルシリーズ
左=リアルX 「トヨタカーヒストリーズコレクション

2台とも1/72スケールとしては、特に不満のない出来。
エンブレムやドアノブなど細部のタンポ印刷も、ほぼ同様に施されています。

あえて難を言うなら、京商は塗膜が厚くモールドが埋まってしまっているのが残念。
リアルXはタイヤ側面のふくらみがないのと、サイドスクリーンのモールが省略されています。

400円以下の玩車に、どこまで求めるものやら・・・寒い時代になったもんだ(爆)
ただ、どうせ作るのなら少しでも良いモデルにして欲しいとも思うのですよ。

実車は性能、価格ともに、60年代国産の水準をはるかに超えた、オーパーツみたいな代物。
完成されたプロポーションは、日本車の金字塔として永く語り継がれることと思います。

「二度死ぬ」のコンバーチブルも破綻なくまとめられています・・・やるな日本の秘密警察(笑)
トノカバーはダミーだけど・・・幌など飾りです!偉い人にはそれが分からんのです!

残念なことにMI-6ほど予算がなかったのか、特殊装備はテレビ電話しかありません。
玩車を発売したコーギーも物足りなく思ったらしく、劇中にはない後部ミサイルを追加。

それにしても秘密警察(小説では公安調査庁)のボス、税金でいい生活してるなぁ。
ねこざかなも専用の地下鉄車両と、美女軍団つきの露天風呂が欲しいぞ。

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覆面えるさん

あ゛ーー、、本当だ、、
007ネタですね、、当方ブログと、カブってしまいました、、
ところで、トヨタ2000GTは、いつも注目されていますが、
川崎バートルに磁石で吊り上げられた、かわいそうな、MS40クラウンも、いずれ、取り上げてあげようかなと思っています、、
悪の中枢、、大里化学工業、、でしたっけ、、舞台のホテルニューオオクラは今でもありますよね、、
では~
by 覆面えるさん (2006-12-24 05:11) 

せんとら

いいですねえ、2000GTオープン。
007は二度死ぬは、シリーズの中でも何度も見ましたよ。
公開当時は、生まれていませんでしたが(笑

この映画(と2000GT)に関しては、かなり興味があったので、いろんな逸話を拾いましたが、どうでもいいのを一つ。
例のクラウンを運転していたのは、当時のトヨタのワークスドライバーさんだったらしいです。仲間に、サングラスが似合って、本物のギャングのようだと言われたとか言われなかったとか(謎
by せんとら (2006-12-24 21:35) 

ねこざかな

>> 覆面える様
かわいそうなMS40クラウン・・・確かに(笑)

アキ嬢とタイガー田中との交信から察するに、公安はしばしば国家の敵を車ごと吊り上げ、海に捨てているようで・・・だめじゃん、ごみは分別しなきゃ(爆)

京商の「007 J.ボンド」シリーズ、第2弾、第3弾と続かないかな。第6弾くらいになればMS40とか、人力車とか、スペクター基地のモークとか出たりして。
by ねこざかな (2006-12-25 03:32) 

ねこざかな

>> せんとら様
いつも面白いお話ありがとうございます!

「二度死ぬ」は舞台が日本であることに加え、そのキッチュなストーリーゆえか、数多くの逸話が残っているようですね。

個人的にはね~。アキ嬢(若林映子)がねやでボンドにささやく「日本式でいきます」の具体的内容が気になるぞ(おやじだ。。。)
by ねこざかな (2006-12-25 03:47) 

いっぷく

美しい車ですね、実車をショーで見ました。国産車というのが信じられないほどでした。トヨタなのにエンジンはヤマハだったのは後から知ったけど、
内容はわからなくても外観だけどもいまだにコレを越えるのは少ないかな、
個人的嗜好ですが。
by いっぷく (2006-12-27 18:51) 

ねこざかな

現在にいたるまで日本車が世界に誇れるデザインのひとつですね。ジャガーEの影響を指摘する声もありますが、それを言うならロングノーズ&ショートデッキの車はぜんぶ兄弟になっちゃう(笑)。素直に当時のデザイナー氏の力量に脱帽です。

・・・一方でいまだに国産新型車のデザインに、欧州車のモチーフをパクっちゃってるものがあるような気がするのだけど。アルファロメオTZのフロントグリル、逆さにつければいいとゆーものではないと思うぞ、○○○さん(考えすぎかな)
by ねこざかな (2006-12-28 05:11) 

桃色ジープ

2000GTの特殊装備、テレビ電話くらいしか付いてなくて地味・・・と思ったら何と!一瞬にして右ハンドルが左ハンドルに!けど、何の役に立つのかは不明(多分、撮影のミスだと思うけど)。しかし、映画会社に最初「これだけの金でこの車を映画に出してやる。」と言われ断った所、一週間後に「金要らんから映画に出させてくれ!」とまで言わせた200GTってスゲェ。で、ショーン・コネリーの顔がよく映る様にクーペボディの2000GT(最初のプランではタルガトップだったらしいけど)を一週間であれだけのオープンに仕上げた当時のトヨタの職人もスゲェ。
by 桃色ジープ (2007-01-09 13:02) 

ねこざかな

>> 桃色ジープ様
記事を書いた後、職場でワタブー様からご指摘を受けたのだけど、2000GTの特殊装備としては「走行中も0kmのまま動かないスピードメーター」というのもあるそうで(笑)。さすがセンパイ、年の功(と言うと怒られる)

一週間でオープン化・・・とてもそうは思えないフィニッシュですね。匠の技だなあ。それにしても、この映画、まだまだトリビアがありそうな。。。
by ねこざかな (2007-01-10 15:36) 

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