SSブログ

珍玩堂主人 ロンドンバスの系譜編 [マッチボックス]

英国といえば思い浮かべる車・・・少なくともミニカーの種類の豊富さで言えば、
ミニに次いで、ロンドンバスが挙げられるのではないでしょうか。

中でもキャブの横に運転席が独立、乗降口にドアがなく車掌が乗務するバスは、
一般路線から引退した今なお、最もポピュラーな形だと思います。

今回はそんなLondon Busのマッチボックス。

左=No.5-A(54年発売)
右手前から=No.5-B(57年発売)No.5-C(61年発売)No.5-D(65年発売)

No.5-Aでは5cmだった全長が、代を重ねるごとに成長し、No.5-Dでは7cmに。
No.5-Dからはプラ部品でシートが再現されるようになりました。

No.5-AとBは、B型バスのような縦長のグリル。
No.5-CとDは、56年に運行を始めた幅広グリルの「ルートマスター」をモデル化しています。

実車のルートマスターは68年に生産終了したものの、なんと2005年まで現役でした。
現在は2路線で観光客向けに運行しているそうです。

レギュラーホイールのロンドンバスはNo.74-B Daimler Bus(66年発売)もあり、
こちらはスーパーファスト化(No.74-C)されて72年まで販売されました。

また、ロンドンバスの仲間としては、架線から電力を得て走る、
2階建てのLondon Trolley Bus(No.56-A。58年発売)も存在します。

ランキング参加中。お気に召しましたら、ぽちっと宜しく♪

The London Bus Story

The London Bus Story

  • 作者: Christopher John
  • 出版社/メーカー: The History Press Ltd
  • 発売日: 2009/10/26
  • メディア: ハードカバー

nice!(3)  コメント(12)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 3

コメント 12

ノスタルPC

なるほど。タテ長グリルはディンキーがシートなしで作り、横長グリルはコーギーがシートと人形付きで作りました。そう考えると、4台の違いが認識できます。

最近買うのは、シートもウインドウも無いミニカーが多いです。
シートもウインドウも無いと、全体のカタチだけで勝負しなければいけないので、いいミニカーが多かったような気がします。
「ダンディ」は、20年もすれば「風格」が出て来るのかと思ったのですが、どうもそんなことは無いようですね。
ミニカーは「風格」があれば、シートもバックミラーも要らないのではないか、
と思う今日この頃です…。
by ノスタルPC (2006-07-10 20:01) 

ねこざかな

シートやウインドウの無いミニカー、昔は良さが分からなかったのですが、
一度魅力にとりつかれると、なんとも輝いて見えます。
少々の小傷すらも味わいに思えてしまうほど。現行のモデルも好きですが、
仰るように、年月を経ることで風格が備わることはないでしょうね。

ダンディのロンドンバスといえば、1/43の大きなモデルですね。
街灯などが付いていてプレイバリューがありそう(笑)
それにしても、トミカ、サクラ、バッジー、ロンスター、ソリド・・・
ワンマンタイプも合わせると、果たして何社からリリースされたのやら。
by ねこざかな (2006-07-11 02:57) 

1275GT

玩具としてのミニカーを見たとき、
やはり子供に遊ばれてキズだらけになったものの方が自然だし、
様々なストーリーも感じられたりして、ちょっと楽しいです。
一方でMBにこだわるコレクターの気持ちも分かるし・・・。
ま、懐を広くしてコレクションを楽しめば、想いも広がりますよね。

ギターにはレリック仕様といって、新品をわざわざ塗装をはがしたり、
キズを付けて、かなり弾き込んだように仕上げて売ってるのもあります。
有名ミュージシャンが演奏中にぶつけたり、
勢いで彫ったり?したキズも正確に模したモデルもあります。

ダンディのロンドンバス、シール違いが多くて・・・(笑)
それにちょっと大きくて愛嬌が無いかも。
by 1275GT (2006-07-12 22:59) 

ねこざかな

コレクションを続けていると収集品の全貌が分からなくなってきて・・・
右前のNo.5-Bも、もう少しましな状態じゃないかと思ってました(苦笑)
しかし仰るように、これはこれで気に入っています。
・・・だけどやっぱりミント品も欲しい・・・コレクターの性?

傷まで再現とは、ギターの世界も奥が深い!
ロンドンバスのシール違いは、ほんとコレクター泣かせですね。
特にトミカは、吉野家やら、〇〇開店記念やら、特注品が星の数ほど。
ポリス仕様!を含むセットもあったな・・・買いませんよ、もう(笑)
by ねこざかな (2006-07-13 03:36) 

dart10

初めてお邪魔します。私もロンドンバスにはまり、コーギーやLLEDOなど現在15台以上に膨れ上がって、さらに増殖中です。でも一番味があるのはマッチの5番、1957年ですね。傷や歪みがひどく、でもそれが履歴書を背負いながら私のところへ来たような不思議ないとおしさを感じます。
ダンディは重量感がいまいちと思います。勢いあまってサンスターの1/24にも手を出しましたが、あまりの大きさに「ごちそうさま」。博物館の展示品ですな、こうなると。
by dart10 (2006-07-14 00:56) 

ねこざかな

いらっしゃいませ~。ロンドンバスが増殖中とのことで・・・
特徴的な形だけに、ずらりと並べて飾ると、さぞ見応えがあるでしょうね。
マッチボックスの初期のモデルは、発売されてから半世紀。
代々のオーナーの思い出とともに次代に伝えていけたら、と考えています。

サンスターの1/24購入には、確かに勢いが必要でしょうね。
私は未入手ですが、ロンドンバス・コレクションには欠かせない一台かと。
現代のクオリティで、魅力的な旧車の新作がどんどん発売される・・・
コレクターにとっては嬉しいやら苦しいやらの昨今ですね(爆)
by ねこざかな (2006-07-14 04:47) 

いっぷく

やはりロンドンバスは赤が似合いますね。
実際には緑、茶や青もあったりするのですが赤ですね。
ワンマンバスにほとんどが代わってしまった現在いずれ懐かしい存在になるのでしょうね。マッチボックスの2階バスよく出来ていますね。
by いっぷく (2006-07-16 18:10) 

ねこざかな

いらっしゃいませ~。特に現在、色の規定はないのでしょうけど、
仰るように、ロンドンバスは赤、タクシーは黒、のイメージがありますね。
No.74-B Daimler Busは赤のほか、白と緑が存在しますので、
発売された60年代後半に、バスの色が増えてきたのでしょうか・・・・・。
古いマッチボックスの良さが分かってくれる方が、
思いのほか大勢いてくれて嬉しいです♪これからもよろしく~。
by ねこざかな (2006-07-17 00:32) 

いっぷく

ロンドンバス実車の写真もたくさん撮っていますがまだ記事にした事はありません。いつか記事にしようと思いますが。
ミニックというトライアング社の古い二階バスも集めています。

ロンドンタクシーは模型ではなく実車ですが、
たくさん写真を載せていますので時間があったらごらんください。

http://blog.so-net.ne.jp/basilst/2006-04-11-1
by いっぷく (2006-07-17 09:47) 

ねこざかな

色とりどりのロンドンタクシーの写真、拝見しました!
ジェリービーンズやら、モバイルやら、ビキニ美女やら・・・もう吃驚!

デアゴスティーニなんかで、シリーズ化してほしいほどですね。
そういえばデルプラドの「世界のタクシー」てゆーのもあったな・・・(遠い目)

個人的には、タバスコのラッピングが特に秀逸に思えました。
貴重な画像ご紹介くださり、誠にありがとうございました!
by ねこざかな (2006-07-18 00:32) 

いっぷく

ねこざかなさん、タバスコの・・・といわれて、確認しに行きました。
なるほどしっかり見る余裕なかったのか改めて見ましたが、
よく考えられていますね。あれは数時間で一気にタクシーだけ撮ったものです。
こんど2階バスも記事にしたいですね。
by いっぷく (2006-07-18 08:51) 

ねこざかな

一気に撮影・・・道理で統一感があるのですね。
2階建てバスの記事も楽しみにしています♪
クリスマスや復活祭は、特別なペイントが施されりするのかな?
by ねこざかな (2006-07-19 08:54) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。