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珍玩堂主人 ランボルギーニ・ミウラ編 その1 [プレイアート]

もう30年ほども昔、日本中の男の子がスーパーカーに夢中になった時代がありました。
私の通っていた小学校も例外でなく、昼休みには長椅子を並べたコースで消しゴムのレース。

授業中は、タイヤを平らに削るとか、蝋を塗るとか、せっせとチューンナップ(笑)
学校によって、ボールペンではじく方式と、直接指ではじく方式があったようですね。

ただ、口プロレスに余念のない子供たちも、そうそう実物を見る機会なんかあろうはずもなし。
なんせ近所にある唯一の「スポーツカー」は、箱スカの1800ccてな田舎でしたから。

そんなこんなで悶々としていたある日、隣町に「スーパーカーショー」の巡回興行がくることに。
けっこう高い入場料でしたが、親に必死に頼み込んで、連れて行ってもらいました。

ところが何を見たのか、肝心のことを、ろくに覚えていません・・・ガキってやつぁ(爆)
跳ね馬はいたかなぁ・・・蛙はいたな。今回お話しする猛牛も、確かいたはず。

左=プレイアート、右=マッチボックス(No.33-C)

MBのミウラは69年発売。同年の日本語版カタログによると縮尺は1/62で、
モデル名は「ランボルギィーニ ミューラ」・・・当時はこんなふうに発音したのかな?

バリエーションはボディや内装色、リアガラスの違いなどで5種類。
車体を傾けることで、前輪ステアリングが左右に切れる「オート・ステア」機構を搭載。

わずか一年後、スーパーファスト化(No.33-D)による金型改修でギミックは廃止されました。
70年前後の玩車界の大変動>大絶滅で失われた進化の道・・・返す返すも惜しい。

香港製のプレイアートは、ドアの開閉ギミックがなく、V12も再現されていませんが、
ライトやグリルのメッキ部品を、ボディの裏から嵌める、よく考えられた設計を採っています。

往時の香港玩車、プロポーションや企画で見逃せないモデルが多いですね。
プレイアートだけでも、UNCLEカーとか、117クーペとか、ホンダZとか、欲しいのがいっぱい。

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共通テーマ:自動車

珍玩堂主人 ランボルギーニ マルツァル編 [プレイアート]


左=プレイアート、右=マッチボックス(No.20-D。1969年発売)

実車は1963年のジュネーブショーで発表されたフル4シーターの試作車。
エンジンはミウラのV12の片側=直6を搭載していました。

唯一の実車は白なのだけど・・・両社とも、目にも鮮やかなピンクや赤でリリース。
小スケールで白は見栄えがしないと考えたのかな?

本当はグラスルーフですが、マッチボックスでは省略されています。
一方で、黒一色のエンジンフードを半透明にアレンジ。これはこれでカッコいい!

欲を言えば、折角の透明フードの中にエンジンを再現して欲しかった・・・
プレイアートともども、ガルウイングドアは開きません。

ベルトーネのとんがったデザインは、当時かなりインパクトがあったようで、
1/43ではディンキー、ポリトーイ、サブロン、1/24ではナコラルからもリリースされました。

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