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馬に牽かれてウェストミンスター参り [コーギー]

海の向こうでは、世紀の結婚に大浮かれな今日この頃。



ウィリアム王子とキャサリン妃のパレードは、沿道を100万人が埋めたのだとか。
ねこざかなもテレビで食い入るように見てましたよ・・・馬車を(笑)

英王室の式典では、今日においても馬車が大活躍なんですね。
かの地の玩具メーカーもかつては、王室の節目節目で宮廷馬車を商品化してきました。

1953年のエリザベス2世戴冠式のレズニーとベンブロスは以前UPしましたので、
今回は彼女のシルバー・ジュビリー(即位25周年)記念モデルを御紹介。

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コーギー 1902 State Landau The Queen's Silver Jubilee 1977。GS.41。英国製。

イギリスでも玩車文化が退潮に向かいつつあった時期にもかかわらず、
さすがにジョンブルの誇りを見せつけるような仕上がりです。

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目鼻の彩色こそされていませんが、女王の顔を忠実に再現。
ただ、セールスは振るわなかったようで、生産数は81年まで計13万7000台に止まりました。

全長30cmの大型モデル・・・だけど、実車は六頭立てなんで、本来はもっと長いはず。
女王の服が青いバリエーションも存在します。

個人的に、このモデルの肝は、馬車の後について歩くコーギー犬。
コーギーは女王が愛玩する犬種。ブランド名に掛けての起用でしょうね。

010.JPG
随行させた兵士は、英ブリテン製。本体メタル、武器は樹脂でできています。
「鉛の兵隊」の伝統を、正しく汲むフィギュアと言えましょうか。

シルバー・ジュビリー当時、コーギーは銀色のロンドンバスも発売。
ディンキー、マッチボックス、ロンスターもこぞって記念モデルを出しました。

コーギーは、1981年のチャールズ皇太子&ダイアナ妃結婚のときには、
妃の愛車だったオースチン・メトロを、ロイヤルパープルに塗ったくってリリース。

2002年のゴールド・ジュビリー(即位50周年)にはロンドンバスやタクシー。
今回も当然、ミニなどの記念モデルを出してるんだけど、馬は長いこと見ていない。

ここはひとつ、久しぶりにコーギーに馬車をつくってほしいが・・・セールスが不安なのかなぁ。
それじゃあ、この人力車ならバカ売れ確実と思うのだけど、如何でしょうか(冗)
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コメント 14

fziro

私もコーギーのミニカー思い浮かべながら見てましたが、
実物をお持ちとはさすがねこざかなさん。ヽ(´ー`)ノ

後半、お二人が乗ってらした青いオープンカーが
メチャメチャ気になってるんですが、
あれはアストンマーチンですかね?
by fziro (2011-05-01 15:21) 

1275GT

さすがコーギーと思わせる手の込んだ作りがいいですね。
ここまでやったんだから6頭立てのフルスケールを見たかった(笑)
車列の後ろを走っていたRRも味があってよかったですねぇ。

ウィリアム王子、なかなかのイケメンですが、
アストンの後ろから撮られちゃうと、お父様にそっくりで・・・
って、何が・・・恐れ多くて言えませんねぇそりゃ。
by 1275GT (2011-05-01 20:33) 

Ponys41

当方もパレードを観ていました・・・歴代の特別仕立ての英国車を(笑)。
女王はこのモデルと同じ様な黄色いドレスをお召しでしたね。

このモデルも素晴らしいですね。後に続くコーギー犬には自社の歴史に対する
自負も感じられるような気がします。
by Ponys41 (2011-05-02 00:31) 

ねこざかな

>> fziro様
青いオープンカーは御推察の通り、アストンマーチン。
DB6 Mk2ヴォランテを、バイオ燃料仕様に改造したものだそうです。

ビテスあたりが「JUST MARRIAGE」を出してくれると面白いのですが(笑)
by ねこざかな (2011-05-02 01:43) 

ねこざかな

>> 1275GT様
このコーギーの馬車、出来はイイのに今でも人気はいまいち(哀)
安価入手できるので、六頭立てに改造している強者もいそうですね。

ぱっと見たところ、コーギーと、今回のパレードの馬車は同一のような・・・
馬の数の違いは、女王と王族の格の差なのでしょうね。

> アストンの後ろから撮られちゃうと、お父様にそっくりで・・・
軍人さんですからねぇ、ヘリのヘルメットで蒸れたかな?

・・・・・・んなことゆってると、やばい!
ジョニー・イングリッシュに消されちゃうよ~結婚式に出席してたし。
by ねこざかな (2011-05-02 02:01) 

ねこざかな

>> Ponys41様
エリザベス女王のお好みは黄色なのかもしれませんね。
馬車の後ろに犬がついてきてないか、目を凝らしてみたり(笑)
by ねこざかな (2011-05-02 02:19) 

ワタブー

アストンマーチンのナンバーは「JU5T WED」=JUST WEDDINGからだそうです。数字の5→Sといい味出してますね。
by ワタブー (2011-05-02 22:41) 

ねこざかな

>> ワタブー様
お堅い王室の大イベントでも、ユーモアを忘れないのが英国流ですかね。
ちょっと羨ましい・・・気がしないこともないような。
by ねこざかな (2011-05-04 01:01) 

グッドバランス

そう、我らがMBの故郷の催しを無視するわけにはいきません。
世界のニュースがリアルタイムで飛び交うのは、思えば不思議な感覚です。
日本または東洋では馬車が発達しなかったのはなぜなんでしょうか?
by グッドバランス (2011-05-04 21:39) 

aavecj

やはりお持ちでしたね!
私も奥さんに「こんなのあるんだよ!」と自分のコレクションのようにこのブログを見せました(笑) 「だから買っていい?」とは聞けませんでしたが(汗)
しかし歴史とToyのリンクって面白いし重要だと再認識いたしましたね~えぇ。
このロイヤルウェディングは公開間近のCars2にも何らかの絡みがあるようですから、今後の動きが気になりますですww
by aavecj (2011-05-06 14:17) 

ねこざかな

>> グッドバランス様
明治初期には、鉄道馬車が文明開化の象徴だったそうです。

開化以前の日本において、馬車が走れる道は極めて少なかったのでは。
江戸市中でさえ未舗装で、けっこう高低差があったようですから。

開花後、マイ馬車をもつ一部特権階級以外の市民の足としては、
一足飛びに、人力車や市電が普及していったのではないかと考えます。
by ねこざかな (2011-05-07 03:10) 

ねこざかな

>> aavecj様
はい、持っていました(汗)

aavecj様もおひとついかがですか?
んでもって、Dave Deal仕様にして、奥様にプレゼントすんの♪

Cars2とロイヤルウェディング・・・?
なんかゴージャスなサプライズの予感がしますねぇ(笑)
by ねこざかな (2011-05-07 03:17) 

いっぷく

バッキンガム宮殿に隣接していて一般の人が入場できる王立厩舎(Royal Mew)に行くといつでもパレード用の歴史的な馬車が実物大の馬の模型に引かれて展示されてます。ロンドンにまた来れた際にはお勧めですよ。
by いっぷく (2011-05-14 09:15) 

ねこざかな

>> いっぷく様
わが国だと、御料車の車庫をいつでも覗けるようなものでしょうか(笑)

国民と距離が開きすぎないよう、なにかと気を配っている、
現代の王室のあり方がうかがえますね。
by ねこざかな (2011-05-16 02:59) 

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